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三桜工が大幅高で3連騰、22年3月期営業利益急回復への期待感高まる◇
三櫻工業<6584.T>が大幅高で3連騰、6%を超える上昇で1180円台に歩を進め、昨年1月7日につけた昨年来高値1239円の約1年2カ月ぶりとなる更新が視界に入ってきた。自動車用チューブや配管部品で国内シェア40%前後と高い競争力を誇っている。出資先の米ベンチャー企業による全固体電池分野への展開などが折に触れ材料視されるほか、自動車業界向け以外でも富士通<6702.T>と理科研が共同開発したスーパーコンピュータ「富岳」の重要部分である冷却回路に三桜工の「冷却水用樹脂配管製品」が搭載されるなど、確かな商品技術力が評価されている。業績は売上高、利益ともに21年3月期が大底と見られており、世界新車販売台数の急回復を追い風に22年3月期営業利益はV字回復を予想する声が強い。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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