共和コーポ、今期経常を77％上方修正

　共和コーポレーション <6570> [東証２] が2月15日後場(14:02)に業績修正を発表。21年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億8500万円→3億2700万円(前期は3億3500万円)に76.8％上方修正し、減益率が44.8％減→2.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の9200万円→2億3400万円(前年同期は1億5900万円)に2.5倍増額し、一転して47.2％増益計算になる。

　同時に、今期の年間配当は引き続き未定とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響があったものの、第３四半期に入り爆発的な人気を博しております「鬼滅の刃」の景品展開強化及び関連イベントの実施等により、2020年11月に発表しました通期業績予想を3.7％上回る見通しです。　利益につきましても、継続的な在庫管理精度向上への取組により、適正在庫の維持が可能となりつつあること、また人件費のコントロール及び諸経費全般に亘って削減に努めた効果が見込まれることから、営業利益、経常利益、当期純利益すべての利益項目において、前回発表予想を上回る見込みとなったため、2020年11月発表の2021年３月期の通期業績予想を修正することといたしました。（注）上記の通期業績予想は、本資料の発表日現在において当社が入手している情報に基づき合理的であると判断する一定の前提より作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。開示すべき重要な事象が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。