セリオ、今期経常を40％上方修正・最高益予想を上乗せ

　ＳＥＲＩＯホールディングス <6567> [東証Ｍ] が10月15日大引け後(15:00)に決算を発表。21年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比9.5倍の1.4億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の2億円→2.7億円(前期は1.6億円)に39.5％上方修正し、増益率が19.8％増→67.1％増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
　なお、6-11月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。

　直近3ヵ月の実績である6-8月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の0.9％→6.7％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　連結業績の売上高につきましては、就労支援事業で見込んでおりました新型コロナウイルス感染症の影響が想定を上回るペースで回復したこと及び保育事業での園児数の順調な推移等を勘案し、算出しております。　利益につきましては、増収効果に加え、コロナ禍での雇用及び給与維持を行った結果、全社において離職者数減による採用費の減少につながりました。経費抑制を行いつつ、持続的な成長を見据えた人材投資、セキュリティ強化のためのICT投資などの費用を精査した結果、営業利益が前回予想より上回る見通しとなりました。 尚、2021年５月期中の新型コロナウイルス感染症の影響は通期に及ぶものとみており、足元の業績から影響額をあらたに算定しております。　これらを踏まえ、通期の連結業績予想を上記の通り修正いたしました。（注）本資料における業績予想については、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。