ＡＢホテル、今期経常を82％上方修正・4期ぶり最高益、配当も3円増額

　ＡＢホテル <6565> [東証Ｓ] が10月31日昼(11:40)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比6.6倍の11.6億円に急拡大し、従来予想の4.1億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の11億円→20億円(前期は9.3億円)に81.8％上方修正し、増益率が17.4％増→2.1倍に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比10.1％増の8.3億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の5円→8円(前期は4円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比4.5倍の6.8億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の10.9％→33.0％に急上昇した。

株探ニュース