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旅工房のニュース
3月期決算企業の19年4-12月期(第3四半期累計)決算発表シーズンを前に、今月中旬から通期の業績予想を修正する企業が増えてくる。本特集では、株探プレミアム会員向けに提供している【業績修正履歴】をもとに、1月中旬から2月にかけて上方修正する銘柄を予想してみた。
通常、上場企業が期初に立てた業績予想は1年の間に何回か見直しが行われ、より現状の経営実態を映したものへと修正される。東京証券取引所の規定では、売上高に10%以上の増減、または営業利益・経常利益・当期純利益に30%以上の増減が生じた場合は業績予想を修正することが求められている。業績修正は株価に大きな影響を与える材料として注目度が高く、そのタイミングの目星がつけば、先回りして投資戦略を組み立てることも可能になる。そこで活用したいのが「業績修正履歴」だ。
上場企業の決算発表スケジュールは毎年一定していることが多く、業績修正を発表するタイミングも同じ時期になりやすい。12月に上方修正した企業をみると、ジェイ・エス・ビー <3480> 、サイボウズ <4776> 、日本エスコン <8892> 、中北製作所 <6496> [東証2]などは前年もほぼ同じ時期に経常利益を上方修正している。過去の修正履歴データは、業績修正の時期を予測するのに大変有効なアイテムとなる。株探プレミアムではこのデータを5年間分表示している。
今回は、昨年も1月中旬から2月に通期の経常利益予想を上方修正した銘柄の中から、上期(4-9月)経常利益の通期計画に対する進捗率が50%を超え、かつ同進捗率が過去5年平均を5ポイント超上回っている37社を選び出し、進捗率が大きい順に記した。
なかでも、数年連続で1月中旬から2月にかけて上方修正している銘柄は、今年も上方修正する可能性が高く注目したい。明治海運 <9115> は7年連続、ULSグループ <3798> [JQ]は5年連続、日本伸銅 <5753> [東証2]は3年連続、東和薬品 <4553> 、椿本興業 <8052> 、堺商事 <9967> [東証2]、日立建機 <6305> は2年連続でそれぞれ経常利益を上方修正しており、今年も有望だ。
また、上期経常利益の通期計画に対する進捗率が75%を上回っている、旅工房 <6548> [東証M]、エムケー精工 <5906> [JQ]、特殊電極 <3437> [JQ]、NECキャピタルソリューション <8793> 、持田製薬 <4534> も業績上振れが期待される。
このほか、直近4年間のうち3回、1月末から2月上旬に上方修正した履歴があるニッキ <6042> [東証2]、錢高組 <1811> 、santec <6777> [JQ]も増額期待が強い。さらに、昨年上方修正した翌営業日に急騰した実績を持つ、東洋シヤッター <5936> 、ピーエス三菱 <1871> 、アルゴグラフィックス <7595> もマークしておきたい。
┌ 対通期進捗率 ┐ ┌ 経常利益 ┐ 予想
コード 銘柄名 4-9月 5年平均 通期計画 4-9月 PER
<6548> 旅工房 128 56.8 342 438 46.1
<5906> エムケー精工 92.3 68.6 700 646 18.4
<3437> 特殊電極 87.5 53.6 658 576 8.9
<8793> NECキャピ 87.4 67.8 10000 8740 8.3
<4534> 持田薬 78.9 59.7 8100 6393 29.7
<4828> ビーエンジ 71.5 36.5 1330 951 22.5
<6042> ニッキ 70.3 53.1 610 429 10.3
<3798> ULSグルプ 69.2 45.1 910 630 29.7
<9709> NCS&A 68.8 39.3 800 550 14.5
<7832> バンナムHD 68.7 56.4 71000 48746 29.2
<5753> 日伸銅 68.0 42.2 1060 721 4.8
<4553> 東和薬品 66.7 38.5 14600 9738 13.5
<4676> フジHD 66.7 42.7 34000 22692 10.6
<8052> 椿本興 65.7 46.5 5000 3287 7.8
<5936> 洋シヤタ 65.4 28.4 800 523 9.4
<6033> エクストリム 64.8 33.1 1000 648 15.8
<1871> PS三菱 64.3 32.6 3500 2249 15.5
<7595> アルゴグラフ 64.1 48.9 5380 3451 20.4
<4734> ビーイング 63.8 49.3 800 510 15.1
<9967> 堺商事 61.4 44.2 490 301 10.2
<8729> ソニーFH 60.9 49.6 98000 59696 17.6
<1811> 銭高組 59.3 48.1 4800 2847 9.3
<5912> OSJBHD 59.2 48.7 3500 2071 5.1
<7734> 理計器 58.8 50.8 5550 3262 14.7
<9658> ビジ太田昭 58.1 40.1 1700 988 13.7
<2876> JCコムサ 57.7 47.6 750 433 10.8
<7564> ワークマン 57.4 43.9 16300 9357 76.4
<5367> ニッカトー 56.9 45.8 980 558 13.5
<9324> 安田倉 56.5 45.4 4000 2261 11.0
<1888> 若築建 55.3 39.8 4500 2487 7.4
<9358> 宇徳 53.3 43.9 3000 1598 12.4
<2317> システナ 52.0 44.5 7622 3961 33.5
<6777> santec 51.8 38.4 880 456 31.8
<6305> 日立建機 51.4 38.7 80000 41130 14.6
<9115> 明治海 51.4 40.7 3100 1592 8.7
<6840> AKIBA 51.2 35.1 500 256 12.6
<1808> 長谷工 51.1 41.6 85000 43444 7.3
※4-9月期決算発表以降に業績修正した銘柄は除いた。経常利益の単位は百万円。
★元日~6日に、2020年「新春特集」を一挙、“26本”配信します。ご期待ください。
→→ 「新春特集」の記事一覧をみる
株探ニュース
通常、上場企業が期初に立てた業績予想は1年の間に何回か見直しが行われ、より現状の経営実態を映したものへと修正される。東京証券取引所の規定では、売上高に10%以上の増減、または営業利益・経常利益・当期純利益に30%以上の増減が生じた場合は業績予想を修正することが求められている。業績修正は株価に大きな影響を与える材料として注目度が高く、そのタイミングの目星がつけば、先回りして投資戦略を組み立てることも可能になる。そこで活用したいのが「業績修正履歴」だ。
上場企業の決算発表スケジュールは毎年一定していることが多く、業績修正を発表するタイミングも同じ時期になりやすい。12月に上方修正した企業をみると、ジェイ・エス・ビー <3480> 、サイボウズ <4776> 、日本エスコン <8892> 、中北製作所 <6496> [東証2]などは前年もほぼ同じ時期に経常利益を上方修正している。過去の修正履歴データは、業績修正の時期を予測するのに大変有効なアイテムとなる。株探プレミアムではこのデータを5年間分表示している。
今回は、昨年も1月中旬から2月に通期の経常利益予想を上方修正した銘柄の中から、上期(4-9月)経常利益の通期計画に対する進捗率が50%を超え、かつ同進捗率が過去5年平均を5ポイント超上回っている37社を選び出し、進捗率が大きい順に記した。
なかでも、数年連続で1月中旬から2月にかけて上方修正している銘柄は、今年も上方修正する可能性が高く注目したい。明治海運 <9115> は7年連続、ULSグループ <3798> [JQ]は5年連続、日本伸銅 <5753> [東証2]は3年連続、東和薬品 <4553> 、椿本興業 <8052> 、堺商事 <9967> [東証2]、日立建機 <6305> は2年連続でそれぞれ経常利益を上方修正しており、今年も有望だ。
また、上期経常利益の通期計画に対する進捗率が75%を上回っている、旅工房 <6548> [東証M]、エムケー精工 <5906> [JQ]、特殊電極 <3437> [JQ]、NECキャピタルソリューション <8793> 、持田製薬 <4534> も業績上振れが期待される。
このほか、直近4年間のうち3回、1月末から2月上旬に上方修正した履歴があるニッキ <6042> [東証2]、錢高組 <1811> 、santec <6777> [JQ]も増額期待が強い。さらに、昨年上方修正した翌営業日に急騰した実績を持つ、東洋シヤッター <5936> 、ピーエス三菱 <1871> 、アルゴグラフィックス <7595> もマークしておきたい。
┌ 対通期進捗率 ┐ ┌ 経常利益 ┐ 予想
コード 銘柄名 4-9月 5年平均 通期計画 4-9月 PER
<6548> 旅工房 128 56.8 342 438 46.1
<5906> エムケー精工 92.3 68.6 700 646 18.4
<3437> 特殊電極 87.5 53.6 658 576 8.9
<8793> NECキャピ 87.4 67.8 10000 8740 8.3
<4534> 持田薬 78.9 59.7 8100 6393 29.7
<4828> ビーエンジ 71.5 36.5 1330 951 22.5
<6042> ニッキ 70.3 53.1 610 429 10.3
<3798> ULSグルプ 69.2 45.1 910 630 29.7
<9709> NCS&A 68.8 39.3 800 550 14.5
<7832> バンナムHD 68.7 56.4 71000 48746 29.2
<5753> 日伸銅 68.0 42.2 1060 721 4.8
<4553> 東和薬品 66.7 38.5 14600 9738 13.5
<4676> フジHD 66.7 42.7 34000 22692 10.6
<8052> 椿本興 65.7 46.5 5000 3287 7.8
<5936> 洋シヤタ 65.4 28.4 800 523 9.4
<6033> エクストリム 64.8 33.1 1000 648 15.8
<1871> PS三菱 64.3 32.6 3500 2249 15.5
<7595> アルゴグラフ 64.1 48.9 5380 3451 20.4
<4734> ビーイング 63.8 49.3 800 510 15.1
<9967> 堺商事 61.4 44.2 490 301 10.2
<8729> ソニーFH 60.9 49.6 98000 59696 17.6
<1811> 銭高組 59.3 48.1 4800 2847 9.3
<5912> OSJBHD 59.2 48.7 3500 2071 5.1
<7734> 理計器 58.8 50.8 5550 3262 14.7
<9658> ビジ太田昭 58.1 40.1 1700 988 13.7
<2876> JCコムサ 57.7 47.6 750 433 10.8
<7564> ワークマン 57.4 43.9 16300 9357 76.4
<5367> ニッカトー 56.9 45.8 980 558 13.5
<9324> 安田倉 56.5 45.4 4000 2261 11.0
<1888> 若築建 55.3 39.8 4500 2487 7.4
<9358> 宇徳 53.3 43.9 3000 1598 12.4
<2317> システナ 52.0 44.5 7622 3961 33.5
<6777> santec 51.8 38.4 880 456 31.8
<6305> 日立建機 51.4 38.7 80000 41130 14.6
<9115> 明治海 51.4 40.7 3100 1592 8.7
<6840> AKIBA 51.2 35.1 500 256 12.6
<1808> 長谷工 51.1 41.6 85000 43444 7.3
※4-9月期決算発表以降に業績修正した銘柄は除いた。経常利益の単位は百万円。
★元日~6日に、2020年「新春特集」を一挙、“26本”配信します。ご期待ください。
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