Ｊエレベータ、今期経常を13％上方修正・最高益予想を上乗せ、未定だった配当は3円増配

　ジャパンエレベーターサービスホールディングス <6544> が11月8日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比61.3％増の12億円に拡大し、従来予想の9.5億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の23億円→26億円(前期は20億円)に13.0％上方修正し、増益率が14.9％増→29.9％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比11.2％増の13.9億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は16円(前期は13円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比71.5％増の6.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の10.2％→12.6％に上昇した。

株探ニュース