業績拡大に期待。
20年の東京オリンピック開催に向け、不動産・建築市場への需要拡大が期待でき、産業廃棄物市場規模、企業のオフィス需要の順調を支えに、同社の売上高は増収見通し。
今期業績は本業の儲けを示す営業利益が前期比5.8倍の6900万円と急回復を見込んでいる。
年初の中国の資源ゴミ輸入禁止で、国内での産廃物処理の需要が増えることも期待感になる。
7月から新稼働した千葉県富津工場は、再生ナイロン事業の滑り出しが順調。マンションのリフォーム需要を追い風に、使用済みタイルカーペットの集荷も計画通りに推移しており、再資源化に弾みをつける。
取引量が拡大している新日鉄住金向け製鋼副資材の出荷も上記のとおり収益に本格寄与してくると考える。