2,171円
デンヨーのニュース
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク主導のなか、相対的に出遅れているセクターなどの修正リバウンドも意識~
15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ハイテク主導のなか、相対的に出遅れているセクターなどの修正リバウンドも意識
■H.I.S.、2Q営業損益 赤字縮小 ▲33.58億円
■前場の注目材料:三井E&S、DU「舶用可変圧縮比機構」世界初の実用化、大島造船所から受注
■ハイテク主導のなか、相対的に出遅れているセクターなどの修正リバウンドも意識
15日の日本株市場は、やや利食い優勢で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだが、引き続き買い戻しの動きは強まりそうだ。14日の米国市場はNYダウが232ドル安、ナスダックは53ポイント高と、まちまちの展開だった。米連邦準備制度理事会(FRB)は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り政策金利を据え置いた。しかし、声明や見通しでタカ派色を想定以上に強めたため、年内の追加利上げを警戒した売りが優勢となった。ただ、パウエルFRB議長の会見では7月の追加利上げを明確にしなかったことから、NYダウは下げ幅を縮小した。シカゴ日経225先物は大阪比60円安の33490円。円相場は1ドル140円00銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い優勢で始まろう。日経225先物はナイトセッションで一時33760円まで買われ、FOMCを受けて33220円まで売られる場面が見られた。しかし、終盤にかけて買い戻されており、33600円とプラスに転じて終えていた。足もとでの急ピッチの上昇から過熱感は警戒されるものの、押し目買い意欲の強さがうかがえるなか、日経平均の下落を想定したダブルインバースなどの建玉も積み上がっており、買い戻しの需給が相場の押し上げにつながる状況は続きそうだ。
日経平均は昨日の上昇で、33340円辺りで推移するボリンジャーバンドの+2σを上回った。節目の33500円を突破したことから利益確定の動きも入りやすいところであるが、+2σに接近する場面があれば、押し目狙いの買いでの対応になりそうだ。下値の堅さが意識されるようだと、その後のショートカバーの動きも強まりやすいだろう。また、昨日の後場からの一段高については、国会会期末までの衆議院の解散・総選挙の可能性が高まったとして、政策期待からの買いが入ったとみられる。そのため、後場の上昇部分の反動は意識されそうであり、売り一巡後の押し目を狙いたい。
物色の流れとしては、米国ではAMDなど半導体株の一角が買われており、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均を支える格好だろう。また、円相場が1ドル140円辺りと円安傾向を見せているなか、トヨタ<7203>は大幅続伸で連日の年初来高値を更新していた。中国の景気対策への期待から景気敏感株への物色も見られてきており、相対的に出遅れているセクターなどの修正リバウンドも意識されやすいだろう。
■H.I.S.、2Q営業損益 赤字縮小 ▲33.58億円
H.I.S.<9603>が発表した2023年10月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比50.3%増の1029.13億円、営業損益は33.58億円の赤字(前年同期は281.30億円の赤字)だった。旅行業界においては、日本発着の国際線運航再開が徐々に進んだことから、海外旅行におけるレジャー需要に回復がみられたほか、国内旅行でも、観光支援策が実施され、活況に推移した。九州産交グループ、ホテル事業の営業損益は黒字に転換。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(33502.42、+483.77)
・ナスダック総合指数は上昇(13626.48、+53.16)
・SOX指数は上昇(3739.75、+56.08)
・VIX指数は低下(13.88、-0.73)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・ノリタケ<5331>MLCC材の生産能力4倍に、130億円投資
・島津製作所<7701>GEヘルスケアと協業、血管撮影装置をOEM供給
・デンヨー<6517>大型発電機修理拠点を岡山に、東西でサービス体制
・ホンダ<7267>米ホンダエアクラフト、ライトジェット市場参入、28年投入
・クボタ<6326>米麦用無人自動運転コンバイン、来年1月発売
・三菱電機<6503>遠隔操作型の人型ロボットを25年実用化
・富士通<6702>傘下のリッジラインズ、生成AIのリスク可視化、ガバナンス体制構築支援
・東亜建設工業<1885>フィリピン・マニラ隣接州の洪水対策工事を受注
・四国電力<9507>CHCジャパンと松山市に蓄電所、事業会社を設立、25年度商業運転
・日本板硝子<5202>真空ガラスの受注倍増、省エネ効果が脱炭素で脚光
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(16日まで)
・08:50 5月貿易収支(予想:-1兆2868億円、4月:-4323億円)
・08:50 4月機械受注(船舶・電力除く民需)(前月比予想:+3.0%、3月:-3.9%)
<海外>
・07:45 NZ・1-3月期GDP速報値(前年比予想:+2.6%、10-12月期:+2.2%)
・10:30 豪・5月失業率(予想:3.7%、4月:3.7%)
・10:30 豪・5月雇用者数増減(予想:+1.75万人、4月:-0.43万人)
・11:00 中・5月鉱工業生産(前年比予想:+3.5%、4月:+5.6%)
・11:00 中・5月小売売上高(前年比予想:+13.7%、4月:+18.4%) <ST>
■ハイテク主導のなか、相対的に出遅れているセクターなどの修正リバウンドも意識
■H.I.S.、2Q営業損益 赤字縮小 ▲33.58億円
■前場の注目材料:三井E&S、DU「舶用可変圧縮比機構」世界初の実用化、大島造船所から受注
■ハイテク主導のなか、相対的に出遅れているセクターなどの修正リバウンドも意識
15日の日本株市場は、やや利食い優勢で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだが、引き続き買い戻しの動きは強まりそうだ。14日の米国市場はNYダウが232ドル安、ナスダックは53ポイント高と、まちまちの展開だった。米連邦準備制度理事会(FRB)は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り政策金利を据え置いた。しかし、声明や見通しでタカ派色を想定以上に強めたため、年内の追加利上げを警戒した売りが優勢となった。ただ、パウエルFRB議長の会見では7月の追加利上げを明確にしなかったことから、NYダウは下げ幅を縮小した。シカゴ日経225先物は大阪比60円安の33490円。円相場は1ドル140円00銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い優勢で始まろう。日経225先物はナイトセッションで一時33760円まで買われ、FOMCを受けて33220円まで売られる場面が見られた。しかし、終盤にかけて買い戻されており、33600円とプラスに転じて終えていた。足もとでの急ピッチの上昇から過熱感は警戒されるものの、押し目買い意欲の強さがうかがえるなか、日経平均の下落を想定したダブルインバースなどの建玉も積み上がっており、買い戻しの需給が相場の押し上げにつながる状況は続きそうだ。
日経平均は昨日の上昇で、33340円辺りで推移するボリンジャーバンドの+2σを上回った。節目の33500円を突破したことから利益確定の動きも入りやすいところであるが、+2σに接近する場面があれば、押し目狙いの買いでの対応になりそうだ。下値の堅さが意識されるようだと、その後のショートカバーの動きも強まりやすいだろう。また、昨日の後場からの一段高については、国会会期末までの衆議院の解散・総選挙の可能性が高まったとして、政策期待からの買いが入ったとみられる。そのため、後場の上昇部分の反動は意識されそうであり、売り一巡後の押し目を狙いたい。
物色の流れとしては、米国ではAMDなど半導体株の一角が買われており、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均を支える格好だろう。また、円相場が1ドル140円辺りと円安傾向を見せているなか、トヨタ<7203>は大幅続伸で連日の年初来高値を更新していた。中国の景気対策への期待から景気敏感株への物色も見られてきており、相対的に出遅れているセクターなどの修正リバウンドも意識されやすいだろう。
■H.I.S.、2Q営業損益 赤字縮小 ▲33.58億円
H.I.S.<9603>が発表した2023年10月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比50.3%増の1029.13億円、営業損益は33.58億円の赤字(前年同期は281.30億円の赤字)だった。旅行業界においては、日本発着の国際線運航再開が徐々に進んだことから、海外旅行におけるレジャー需要に回復がみられたほか、国内旅行でも、観光支援策が実施され、活況に推移した。九州産交グループ、ホテル事業の営業損益は黒字に転換。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(33502.42、+483.77)
・ナスダック総合指数は上昇(13626.48、+53.16)
・SOX指数は上昇(3739.75、+56.08)
・VIX指数は低下(13.88、-0.73)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・ノリタケ<5331>MLCC材の生産能力4倍に、130億円投資
・島津製作所<7701>GEヘルスケアと協業、血管撮影装置をOEM供給
・デンヨー<6517>大型発電機修理拠点を岡山に、東西でサービス体制
・ホンダ<7267>米ホンダエアクラフト、ライトジェット市場参入、28年投入
・クボタ<6326>米麦用無人自動運転コンバイン、来年1月発売
・三菱電機<6503>遠隔操作型の人型ロボットを25年実用化
・富士通<6702>傘下のリッジラインズ、生成AIのリスク可視化、ガバナンス体制構築支援
・東亜建設工業<1885>フィリピン・マニラ隣接州の洪水対策工事を受注
・四国電力<9507>CHCジャパンと松山市に蓄電所、事業会社を設立、25年度商業運転
・日本板硝子<5202>真空ガラスの受注倍増、省エネ効果が脱炭素で脚光
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(16日まで)
・08:50 5月貿易収支(予想:-1兆2868億円、4月:-4323億円)
・08:50 4月機械受注(船舶・電力除く民需)(前月比予想:+3.0%、3月:-3.9%)
<海外>
・07:45 NZ・1-3月期GDP速報値(前年比予想:+2.6%、10-12月期:+2.2%)
・10:30 豪・5月失業率(予想:3.7%、4月:3.7%)
・10:30 豪・5月雇用者数増減(予想:+1.75万人、4月:-0.43万人)
・11:00 中・5月鉱工業生産(前年比予想:+3.5%、4月:+5.6%)
・11:00 中・5月小売売上高(前年比予想:+13.7%、4月:+18.4%) <ST>
この銘柄の最新ニュース
デンヨーのニュース一覧- 今週の【上場来高値銘柄】TDCソフト、リクルート、東宝など47銘柄 2024/12/14
- 本日の【上場来高値更新】 味の素、IMVなど15銘柄 2024/12/10
- 週間ランキング【値上がり率】 (12月6日) 2024/12/07
- 週間ランキング【業種別 騰落率】 (12月6日) 2024/12/07
- 自己株式の取得状況に関するお知らせ 2024/12/02
マーケットニュース
- 明日の株式相場に向けて=トヨタ巻き込み「企業防衛」のテーマ爆誕 (12/25)
- 東京株式(大引け)=93円高、朝高後は値を消すも取引終盤に再浮上 (12/25)
- 明日の為替相場見通し=欧米休場で動意薄の展開 (12/25)
- 欧米為替見通し:ドル・円はやや下げ渋る展開か、クリスマスのため主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続く見込み (12/25)
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
デンヨーの取引履歴を振り返りませんか?
デンヨーの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。