富士電機、今期経常を7％上方修正・最高益予想を上乗せ

　富士電機 <6504> が1月27日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.4倍の341億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の680億円→730億円(前期は504億円)に7.4％上方修正し、増益率が34.9％増→44.8％増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の511億円→561億円(前年同期は452億円)に9.8％増額し、増益率が13.0％増→24.0％増に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比96.0％増の172億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.3％→7.4％に大幅改善した。

株探ニュース