レーティング情報＝ゴールドマン・サックス証券（１２日付サマリー・２）―三菱マテリアル、日立など

　三菱マテリアル―投資判断「ニュートラル」（中立）継続、目標株価２７０円→２８０円



　日立製作所―投資判断「Ｂｕｙ」（買い）継続、目標株価３９０円→４２５円



　東芝―投資判断「Ｓｅｌｌ」（売り）継続、目標株価３８０円→４００円



　三菱電機―投資判断「ニュートラル」（中立）継続、目標株価８１０円→８３０円



　ローム ―投資判断「ニュートラル」（中立）継続、目標株価６９５０円→７２００円



　・投資判断の対象期間は今後１２カ月



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社

三菱電が続伸、ドイツ証券は業績予想を上方修正し、強気の投資判断「Ｂｕｙ」継続

　三菱電機が一時１１円高の８６６円まで買われ続伸。総合電機の大手で、３月２３日に会社側が、集計中の１０年３月期の連結業績見込みを上方修正している。これを受けて、ドイツ証券は９日付のリポートで同社株を取り上げ、業績見通しを上方修正するとともに、投資判断で強気の「Ｂｕｙ」と目標株価１０００円を継続している。

　１０年３月期の連結営業利益について同証券では、ＦＡ（ファクトリー・オートメーション）などの回復基調は想定通り、重電の収益性回復は想定以上とし、会社側予想の９３０億円を上回る９６１億円（前期比３１．２％減）と予想。１１年３月期の連結営業利益は１８５３億円（同証券１０年３月期見込み比９２．８％増）と試算している。（高野龍一）



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三菱電が業績見通し上方修正と期末配当実施を発表

　三菱電機は２３日の大引け後、１０年３月期の連結業績見通しの上方修正と期末配当の実施を発表した。

　発表によれば、１０年３月期の連結売上高（米国会計基準）は、従来予想比３００億円増の３兆３３００億円（前期比９．１％減）、営業利益は同３３０億円増の９３０億円（同３３．４％減）、税引前純利益は同５５０億円増の６００億円（同３６．３％増）、最終損益は、従来予想の２００億円の赤字から２５０億円の黒字（同２．０５倍）となる見通しだ。上方修正の理由について会社側では、アジアを中心とした設備投資需要や、各国政府の景気刺激策の効果などにより、産業メカトロニクス部門や電子デバイス部門の売上高が想定を上回ったことや、利益面では、固定費の削減や原価低減活動強化などの効果を挙げている。

　業績見通しの上方修正を受けて、未定としていた期末配当について、１株につき４円を実施する方針だ。

　２３日の株価は、一時２０円高の８３４円まで買われ昨年来高値を更新。引けにかけて、利益確定売りから上げ足が鈍化し、１円高の８１５円で引けたが、２４日は見直し買いが期待できそうだ。（高野龍一）



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