ＮＩＴＴＡＮ、今期経常を一転20％減益に下方修正、配当も3円減額

　ＮＩＴＴＡＮ <6493> [東証Ｓ] が1月31日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比44.5％減の8.8億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の25.6億円→16.8億円(前期は21億円)に34.1％下方修正し、一転して19.8％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の20億円→11.3億円(前年同期は7.6億円)に43.5％減額し、増益率が2.6倍→48.8％増に縮小する計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の12円→9円(前期は11円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比30.4％増の3.3億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.3％→2.1％に改善した。

株探ニュース