日本トムソンのニュース
<7955> クリナップ
四季報より 業種:その他製品。
【特色】システムキッチン3位。好採算の市販ルートで存在感。生産はいわき集中改め岡山と2極体制へ
【微増益】システムキッチンは主力『ステディア』が販促効き伸長。値上げ後の反動こなす。24年3月期は採算よい高付加価値キッチン拡大。ただ樹脂・木材等の資材高重荷。6月の再値上げで補うも営業微増益。
【現地生産】育成中の海外事業はタイに照準。タイ専用モデルの現地生産始動、熱や湿気への耐久性売りに顧客開拓。資材高受けステディア等の商品を6月に再値上げ。
2023年5月9日に2023年3月期本決算と2024年3月期本決算予想を発表。2023年3月期本決算は前期比で営業利益は-20.6%の30.14億円、経常利益-16.4%の35.62億円の減収・減益。2024年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は+46.0%の44.00億円、経常利益+40.4%の50.00億円の増収・増益の見通し。
コロナ相場の下落から2020年3月17日の410円で底打ちとなり、3月27日に595円まで自律反発したあと6月9日の581円、7月22日の582円と3点天井をつくって下落し、11月6日に436円まで下げて、2番底となり、短期の上昇トレンド(A)となって、2021年9月17日に614円の高値をつけました。ここからの下落のあとのもみあいで、11月4日の585円を高値とし、2022年1月27日の511円を安値とする右肩下がりの直角三角形(B)を形成し、この中で4月13日の507円を安値に上放れとなって、上昇トレンド(C)を形成しています。この中で7月26日に644円の高値をつけ、9月28日に557円まで押し目を入れ再上昇となって、2023年5月1日に760円の前年来高値更新となりました。ここをピークに6月1日に637円まで下げ、6月7日に688円の戻りをつけてもみあって、6月15日に698円まで上昇しています。
<6480> 日本トムソン
四季報より 業種:機械。
【特色】半導体製造装置等向け直動案内機器が主力。2輪車用ニードル軸受けも。ブランドは『IKO』
【横ばい】柱の直動案内機器は値上げ効果が想定超え、前号比営業増益幅拡大。24年3月期は直動案内機器は医療機器向けコロナ関連減少でも、半導体製造装置向けが下期より回復。横ばい圏。為替差益見込まず。
【在庫】半導体製造装置などの落ち込み浅いと見込むうえ生産平準化のため、生産落とさず在庫で保持。4月に組織変更、製品別に品質・生産管理切り分け責任明確化。
2023年5月15日に2023年3月期本決算と2024年3月期本決算予想を発表。2023年3月期本決算は前期比で営業利益は+60.4%の94.59億円、経常利益+39.9%の104.79億円の増収・減益。2024年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は-31.3%の65.00億円、経常利益-36.1%の67.00億円の減収・減益の見通し。
2020年7月31日の302円、11月30日の328円の2点底から大幅上昇となって、2021年3月23日の715円、5月11日の719円と2点天井をつくり、ここからの短期調整で10月14日に517円まで下げ再上昇となって、11月17日の758円で高値更新となりました。ここをピークに短期の下降トレンド(B)へ転換し、3月9日の468円、5月12日の478円、10月13日の487円と下値で順上げの3点底をつけ、2023年2月14日に648円の戻り高値をつけました。ここから調整入りとなり、3月20日の554円、5月16日の548円、5月31日の553円と3点底をつくっており、調整完了が近いと思われます。
<6210> 東洋機械金属
四季報より 業種:機械。
【特色】小型の射出成形機や電動ダイカストマシンに強み。中国に生産子会社、伊など海外に委託生産
【改善】射出成形機、ダイカストマシンとも販売堅調。だが部材価格上昇の転嫁進まず営業益反落。24年3月期はダイカストマシンの受注減速。一方、射出成形機が欧州向けで中・大型機の好調続く。部材調達に懸念残るが、価格転嫁進み採算は改善。
【稼働】中国・常熟工場の新棟稼働。スマホ減速踏まえ医療機器等の需要獲得推進。本社周辺地区での生産体制強化も検討。
2023年4月27日に2023年3月期本決算と2024年3月期本決算予想を発表。2023年3月期本決算は前期比で営業利益は-25.0%の13.19億円、経常利益-21.9%の15.38億円の減収・減益。2024年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は-69.7%の4.00億円、経常利益-61.0%の6.00億円の減収・減益の見通し。
コロナ相場の下落で2020年3月23日の335円で底打ちとなり、3月27日に453円まで自律反発し、8月3日に378円まで下げて2番底をつけ、上昇トレンド(A)を形成しています。この中で2022年3月25日の689円で年初来高値をつけ、ここをピークに調整入りとなり、11月4日に514円の安値をつけました。ここから2023年3月9日の625円までが1段上げ、4月7日に560円まで下げて、5月9日の682円までが2段上げとなって押し目をつけ、3段上げの基点を探っているところです。
<6165> パンチ工業
四季報より 業種:機械。
【特色】金型部品国内2位。中国は8000社の顧客基盤を持ちシェアトップ級。特注品製造に強み
【回復】金型部品はコロナ響き中国下期減速。国内足踏み。原燃料費高騰痛く一転営業減益に減額。減損特損。24年3月期は自動車向けがコロナ影響なくなり中国堅調、国内も下期上向く。食品向けなど好採算品伸長し、価格転嫁が浸透。営業益回復。
【配当方針】22年度から配当性向3割以上かつ株主資本配当率3%以上に株主還元を明文化。汎用金型部品のECサイトを開設。
2023年5月12日に2023年3月期本決算と2024年3月期本決算予想を発表。2023年3月期本決算は前期比で営業利益は-19.9%の24.36億円、経常利益-20.4%の23.94億円の減収・減益。2024年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は-11.7%の21.50億円、経常利益-12.3%の21.00億円の減収・減益の見通し。
2021年1月5日の406円、1月29日の408円を2点底にして急伸し、2月18日に614円の高値をつけ、3月5日に501円まで押し目を入れ、短期の上昇トレンド(A)へ移行しました。この上昇トレンド(A)の中で、6月30日に713円の高値をつけ、8月18日に527円まで大幅下落となり、9月27日に635円まで反発し、短期の下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、2022年3月8日に432円まで下げて、3月29日に518円まで反発し、ここで432円を安値とし、3月29日の518円を高値とする三角保ち合い(C)を形成して下放れとなりました。その後、12月29日の374円で当面の底打ちとなり、上昇トレンド(D)へ転換しました。この中で2023年5月10日に596円まで上昇して戻り高値をつけ、5月16日に440円まで下げて、5月23日に536円まで反発し、再下落となって6月1日に461円まで押し目を入れてもみあいとなっていましたが、6月15日に569円まで上昇しています。この水準での買いはリスクがありますので押し目を待つところです。
<4963> 星光PMC
四季報より 業種:化学。
【特色】製紙用薬品でトップ級。中国での生産販売も育成中。インキやトナー等印刷用樹脂材料も
【反転増】製紙用薬品は新聞紙用は伸び悩むが、段ボールや衛生紙向け伸びる。樹脂は環境負荷の軽い水性インキ用樹脂のラインナップ拡充が寄与。化成品は中国向け回復。原材料費上昇の価格転嫁進め営業増益。
【M&A】鳥取大学発ベンチャー企業を買収、化粧品やペットケア製品への原料提供を目指す。ぬめり対策薬品を医療用機器の洗浄剤向けに販売開始、用途拡大を図る。
2023年5月12日発表。2023年12月期本決算予想は、前期比で営業利益は+6.7%の20.10億円、経常利益-9.8%の21.60億円の増収・減益の見通し。
コロナ相場の下落で2020年3月17日の542円で底打ちし、6月10日に756円まで上昇し、10月27日の635円で2番底をつけて、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2021年7月29日に989円の高値をつけ下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、2022年3月9日に545円の安値をつけ、横もみとなって下降トレンド(B)を切って7月19日に517円の2番底をつけ、8月17日に620円まで反発しました。ここから再び調整入りとなり、10月28日に513円まで下げて、ゆるやかな上昇トレンド(C)となりました。この上昇トレンド(C)の中で、4月6日の530円を安値に5月10日に590円まで上昇して押し目を入れているところです。
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