トムソン、非開示だった今期経常は赤字転落、未定だった配当は4.5円減配

　日本トムソン <6480> が11月12日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は7.5億円の赤字(前年同期は9.4億円の黒字)に転落し、従来の3.8億円の赤字予想からも赤字幅を拡大して着地。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常損益が8億円の赤字(前期は12.6億円の黒字)に転落する見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は0.4億円の赤字(前年同期は3.2億円の黒字)に転落する計算になる。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は8円(前期は12.5円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は5.7億円の赤字(前年同期は2.8億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.3％→-5.8％に急悪化した。

株探ニュース