事業環境の悪化が懸念される中、積極的な買いは入りにくいか
■注目銘柄
マックス(6454)
■注目理由
同社は、国内や海外向けに建設工具の販売やホッチキスなどのオフィス機器の販売を手掛けています。
直近発表された第1四半期決算を見ると、売上高153億3800(前年同期比+3.1%)、営業利益13億300万円(同+34.2%)、当期純利益7億9300万円(同+24.9%)を達成しています。これは、国内で高層ビルなどのコンクリート構造物向けの工具の販売が好調に推移したことが要因です。加えて、米国の住宅市況が好調に推移し、建設工具の販売が好調に推移したことも要因となっています。しかし、同社の主力製品である木造建築用工具のくぎ打ち機などの販売が、国内では、新設の住宅着工件数の減少に伴い減少傾向にあります。直近に国土交通省が発表した7月の住宅着工件数を見ると、72880戸(前年同月比-14.1%)となっています。今月末に予定されている8月の住宅着工件数も悪化した場合には、業績縮小が懸念されるでしょう。また、好調に推移していた米国の住宅着工件数も直近では大幅に減少しています。国内外ともに事業環境の見通しが不透明になっていることから積極的な買いは入りにくいと判断しました。
過去の検証結果は以下の通りです。
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勝率:91.67%
平均損益(率):4.13%
平均利益(率):5.95%
平均損失(率):-15.93%
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マックス(6454)
■注目理由
同社は、国内や海外向けに建設工具の販売やホッチキスなどのオフィス機器の販売を手掛けています。
直近発表された第1四半期決算を見ると、売上高153億3800(前年同期比+3.1%)、営業利益13億300万円(同+34.2%)、当期純利益7億9300万円(同+24.9%)を達成しています。これは、国内で高層ビルなどのコンクリート構造物向けの工具の販売が好調に推移したことが要因です。加えて、米国の住宅市況が好調に推移し、建設工具の販売が好調に推移したことも要因となっています。しかし、同社の主力製品である木造建築用工具のくぎ打ち機などの販売が、国内では、新設の住宅着工件数の減少に伴い減少傾向にあります。直近に国土交通省が発表した7月の住宅着工件数を見ると、72880戸(前年同月比-14.1%)となっています。今月末に予定されている8月の住宅着工件数も悪化した場合には、業績縮小が懸念されるでしょう。また、好調に推移していた米国の住宅着工件数も直近では大幅に減少しています。国内外ともに事業環境の見通しが不透明になっていることから積極的な買いは入りにくいと判断しました。
過去の検証結果は以下の通りです。
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勝率:91.67%
平均損益(率):4.13%
平均利益(率):5.95%
平均損失(率):-15.93%
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