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ブラザー工業のニュース

ブラザー工業のニュース一覧

前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2023/08/09 05:30

日山村硝 <5210>  1,531円 (+300円、+24.4%) ストップ高

 日本山村硝子 <5210> [東証S]がストップ高。7日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終損益の黒字額の見通しを75億円から90億円(前期は30億700万円の最終赤字)に上方修正しており、好感されたようだ。上期(4-9月)の国内のガラスびん関連事業において、ガスや電力、原料の価格面での負担が想定よりも小さくなることが見込まれるほか、価格改定や品種構成の変化を背景とした販売単価の上昇も想定。為替差益の発生などもあり、影響を業績予想に反映した。一方、売上高は740億円から730億円(前期比7.1%増)に小幅に見通しを引き下げた。

プロパティA <3464>  1,389円 (+243円、+21.2%) 一時ストップ高

 東証プライムの上昇率トップ。プロパティエージェント <3464> [東証P]が続急騰、一時ストップ高となった。7日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表した。最終利益は前年同期比2.7倍の11億6600万円と大幅な増益となり、通期計画に対する進捗率は89%に上った。業績の上振れを期待した買いが集まったようだ。売上高は同89.5%増の152億8900万円だった。DX不動産事業の販売が好調だったほか、DX推進事業における新規受注も拡大した。

日本ドライ <1909>  2,126円 (+350円、+19.7%)

 日本ドライケミカル <1909> [東証S]が3日続急騰。7日の取引終了後に発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高116億5300万円(前年同期比24.6%増)、営業利益6億4000万円(同4.1倍)、純利益4億6300万円(同4.0倍)と大幅増益となったことが好感された。主力の防災設備事業で、大型案件の工事進捗が進んだことに加えて、消火設備用機器・製品の販売が好調だったことが牽引した。また、商品事業で機器類の販売及び小型工事案件の引き合いも増加した。24年3月期通期業績予想は、売上高500億円(前期比0.4%減)、営業利益31億円(同19.7%減)、純利益20億5000万円(同19.3%減)の従来見通しを据え置いている。同時に、上限を20万株(発行済み株数の2.89%)、または4億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は23年8月8日から24年7月31日まで。

クルーズ <2138>  1,009円 (+150円、+17.5%) ストップ高

 クルーズ <2138> [東証S]がストップ高。7日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算は、最終利益が前年同期比2.3倍の3億9300万円となった。ゲームと金融が融合した「GameFi」に関連する事業が大幅な営業増益となっており、ブロックチェーンゲーム領域での成長を期待した資金が流入したようだ。4-6月期の売上高は同7.1%減の34億3200万円だった。EC事業が減収となったほか、広告代理店事業の大口取引先との受託業務契約終了も響いた。GameFi事業の第1弾のゲームプロジェクトとして5月にリリースした「PROJECT XENO」は個別の収益は非開示としながらも、同事業への初めてのチャレンジとしては一定の手ごたえがあるとし、今後も大きく伸びる可能性があるとした。

データアプリ <3848>  1,056円 (+150円、+16.6%) ストップ高

 データ・アプリケーション <3848> [東証S]がストップ高。7日の取引終了後に4-6月期(第1四半期)単独決算を発表し、営業利益は2億2400万円(前年同期連結8200万円)だった。通期計画(4億1000万円)に対して約55%と高進捗なことから、これを評価した買いが膨らんだ。売上高は7億6100万円(同5億5800万円)だった。積極的な販売推進活動や新規ビジネスの創出など各種施策に取り組んだ。サブスクリプション販売強化も順調に推移した。同社は今年4月に完全子会社を吸収合併しており、これに伴い今第1四半期から単独決算に移行している。通期見通しは据え置いた。

ブラザー <6448>  2,536.5円 (+346円、+15.8%)

 東証プライムの上昇率2位。ブラザー工業 <6448> [東証P]が続急騰。7日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算は、最終利益が前年同期比6.6%減の162億4300万円だった。減益での着地となったが、通期計画(500億円)に対して進捗率は約32%と順調な滑り出しとなっており、売り方の買い戻しを誘発し株高に弾みがついた。売上収益は同0.3%増の2004億700万円だった。産業機器を中心に市況低迷の影響が出たものの、為替のプラス効果が業績を下支えした。

日本ラッド <4736>  739円 (+100円、+15.7%) ストップ高

 日本ラッド <4736> [東証S]がストップ高。同社は7日取引終了後、24年3月期第1四半期(4-6月)の単独決算を発表。営業損益が8000万円の黒字(前年同期は3400万円の赤字)に浮上したことが好感されたようだ。売上高は前年同期比25.7%増の9億3700万円となった。エンタープライズソリューション事業は、ソフトウェア面での競争力強化ニーズが引き続き強く、各業種向けの派遣常駐型システム開発及び受託請負型システム開発案件においては、既存大型顧客からの増員要望や開発案件の増加により受注が拡大。 IoTインテグレーション事業のインダストリアルIoT分野及び医療IoT分野では、既存顧客及び新規顧客からの受注が好調だった。なお、通期業績予想については売上高36億5500万円(前期比2.8%増)、営業利益1億5000万円(同72.7%増)とする従来見通しを据え置いている。

明治HD <2269>  3,650円 (+344円、+10.4%)

 東証プライムの上昇率3位。明治ホールディングス <2269> [東証P]が続急騰。8日、24年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比8.1%増の194億9700万円となった。中間期の計画に対する進捗率は約61%と好発進となり、ポジティブ視した買いが集まった。売上高は同6.3%増の2627億3400万円だった。食品セグメントは価格改定効果が出たほか、海外事業や業務用食品事業が大きく伸びた。国内と海外の医薬品事業は2ケタの営業増益となった。

日電波 <6779>  1,332円 (+120円、+9.9%)

 東証プライムの上昇率6位。日本電波工業 <6779> [東証P]が続急伸。7日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算は、売上高が前年同期比7.2%減の115億9900万円、最終利益が同89.0%減の1億5400万円となった。車載向けで海外1次部品メーカーにおける在庫調整が継続したことなどが響き、大幅な減益となった。ただ受注金額に関して会社側は、車載及び移動体通信向けを中心に23年1-3月期をボトムに増加に転じていると言及。直近の株価が底ばいで推移するなか、水晶デバイスで競合する大真空 <6962> が大幅減益決算発表後に急騰した連想も加わって、短期の資金が流入したようだ。

イトーキ <7972>  1,257円 (+112円、+9.8%)

 東証プライムの上昇率7位。イトーキ <7972> [東証P]が3日続急伸。7日の取引終了後に23年12月期業績予想の修正を発表し、営業利益を65億円から75億円(前期比63.7%増)へ引き上げた。あわせて増配も発表しており、これらを好感した買いが集まった。構造改革プロジェクトの改革・改善活動を背景とした売上総利益率の改善効果が想定以上に順調なことが利益を押し上げる。売上高は従来予想(同5.4%増の1300億円)を据え置いた。配当予想については25円から32円(前期37円)に増額した。同時に発表した1-6月期(上期)決算は、売上高が681億9000万円(前年同期比7.0%増)、営業利益が70億200万円(同60.2%増)だった。リニューアル案件やオフィス移転などを中心に好調だった。

ナカニシ <7716>  3,530円 (+310円、+9.6%)

 ナカニシ <7716> [東証S]が4日ぶり急反発。7日の取引終了後、23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結決算発表とともに、通期の業績と配当予想の上方修正と自社株買いの実施を発表した。最終利益は減益予想から一転して過去最高益を計画する。業況と株主還元姿勢を評価した買いを集めたようだ。23年12月期の売上高を522億7200万円から566億3800万円(前期比16.4%増)、最終利益を109億7600万円から138億4200万円(同11.0%増)にそれぞれ見通しを引き上げた。部品不足が緩和するなか歯科・外科・機工の各事業の販売が堅調だった。円安効果や現時点の受注動向なども踏まえ、新たな業績予想に反映した。年間配当予想は48円から50円(前期比4円増配)に修正した。加えて、同社は取得総数100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.18%)、取得総額25億円を上限とする自社株買いを10月1日から11月10日の間に実施する。

コムシスHD <1721>  3,093円 (+255.5円、+9.0%)

 東証プライムの上昇率8位。コムシスホールディングス <1721> [東証P]が3日続急伸。3000円の大台に乗せて年初来高値を更新した。7日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算は、売上高が前年同期比3.1%増の1107億6900万円、最終利益が同20.1%増の32億3400万円となった。大幅な増益となったほか、受注高は同13.8%増の1538億900万円と大きく伸び、今後の収益貢献を期待した買いが集まったようだ。日本電信電話 <9432> [東証P]向けの設備事業における受注高は落ち込んだものの、ITソリューション事業と社会システム関連事業の受注高は大幅に増加した。

あらた <2733>  5,410円 (+445円、+9.0%)

 東証プライムの上昇率9位。あらた <2733> [東証P]が3日続急伸。同社は7日取引終了後、24年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比26.8%増の43億4700万円となり、上半期計画68億円に対する進捗率は63.9%となった。売上高は同6.9%増の2352億3900万円で着地。人流増加やインバウンド需要の高まりを背景に、コスメなどの売り上げが増えたことが寄与した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

サカタINX <4633>  1,330円 (+104円、+8.5%)

 東証プライムの上昇率10位。サカタインクス <4633> [東証P]が3日続急伸。8日午後1時ごろ、集計中の第2四半期累計(1-6月)連結業績について、売上高が従来予想の1090億円から1101億5100万円(前年同期比6.4%増)へ、営業利益が39億円から50億4500万円(同2.5倍)へ、純利益が30億円から38億1200万円(同58.8%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視された。販売価格の改定が進んだことに加えて、為替が円安で推移したことなどが要因。また、海外で主要原材料の価格推移が想定を下回ったことや、機能性材料が比較的好調に推移したことも利益の増加に寄与した。

丸一管 <5463>  3,597円 (+281円、+8.5%)

 丸一鋼管 <5463> [東証P]が続急伸。同社は8月7日大引け後に決算を発表、24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比5.3%増の102億円に伸び、4-9月期(上期)計画の192億円に対する進捗率は53.6%に達し、5年平均の49.6%も上回ったことで好感されたようだ。

■三共 <6417>  6,465円 (+486円、+8.1%)

 SANKYO <6417> [東証P]が続急伸。5月18日の高値6210円を上回り、約3ヵ月ぶりに年初来高値を更新した。7日の取引終了後に4-6月期(第1四半期)決算を発表。売上高が前年同期比82.9%増の507億7700万円、営業利益が同2.0倍の191億8800万円と大幅増収増益で着地しており、これを好感した買いを集めた。パチンコ・パチスロ機ともに販売台数が増加した。人気マンガ「炎炎ノ消防隊」とタイアップしたパチンコ・パチスロ機がヒットしたほか、パチンコ機「新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~」の再販やスマートパチスロ機「パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ」の増産が寄与した。通期見通しは据え置いている。

昭和産 <2004>  2,911円 (+171円、+6.2%)

 昭和産業 <2004> [東証P]が3日続急伸。同社は7日取引終了後、24年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比82.5%増の33億1300万円となり、通期計画75億円に対する進捗率が44%超に達したことが好感されたようだ。売上高は同11.3%増の897億9900万円で着地。主力の食品事業が増収増益となったことが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

アニコムHD <8715>  686円 (+35円、+5.4%)

 アニコム ホールディングス <8715> [東証P]が3日続急伸。同社は8月7日大引け後に決算を発表、24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比54.4%増の12億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の22億円に対する進捗率は54.6%に達し、5年平均の40.7%も上回ったことで好感されたようだ。

テクノプロH <6028>  3,771円 (+147円、+4.1%)

 テクノプロ・ホールディングス <6028> [東証P]が大幅高で3日続伸。7日の取引終了後、23年6月期の連結決算発表にあわせ、24年6月期の業績予想を開示した。最終利益の見通しは前期比8.7%増の167億円と2期ぶりに最高益を更新する計画を示したほか、前期の年間配当を3円増額修正したうえで、今期の年間配当予想は同5円増配の80億円を見込んでおり、これらを好感した買いが集まったようだ。売上収益は同10.1%増の2200億円となる見通し。R&Dアウトソーシングと施工管理アウトソーシングで2ケタの営業増益を計画する。年度末の国内在籍技術者数は2万5900人(前期末比1775人増)、今年度の平均稼働率は94.7%を想定し、業績予想の前提とした。

雪印メグ <2270>  2,082円 (+78円、+3.9%)

 雪印メグミルク <2270> [東証P]が大幅高で3日続伸。8日、育児用粉ミルクの価格改定を発表しており、業績面でのポジティブな効果を期待した買いを集めたようだ。対象商品は「雪印メグミルク ぴゅあ」820グラム(缶)など。メーカー希望小売価格の改定率は7.6~7.7%で、10月1日の特約店納品分より値上げをする。

※8日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探
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