フジテックが続落、２２年３月期業績及び配当予想を上方修正も材料出尽くし感

　フジテック<6406.T>が続落している。８日の取引終了後、２２年３月期の連結業績予想について、売上高を１８４０億円から１８６０億円（前期比９．７％増）へ、営業利益を１３９億円から１４１億円（同６．１％増）へ、純利益を９３億円から１１０億円（同１８．４％増）へ上方修正し、あわせて３５円を予定していた期末配当予想を４５円へ引き上げたが、目先の材料出尽くし感からこの日は売り優勢となっているようだ。

　中国で新設工事が増加したことに加えて、日本や香港でアフターマーケット事業が堅調に推移していることが要因としている。なお、年間配当は７０円（前期６０円）となる予定だ。

　第３四半期累計（４～１２月）決算は、売上高１３７０億４１００万円（前年同期比１０．５％増）、営業利益１２０億５１００万円（同２０．１％増）、純利益９８億４３００万円（同３８．７％増）だった。

出所：MINKABU PRESS