フジテックが後場急落、中国で新設工事減少響き１８年３月期業績予想を下方修正

　フジテック<6406.T>が後場終盤になって急落している。午後２時２０分ごろ、１８年３月期の連結業績予想について、売上高を１７５０億円から１７１０億円（前期比２．１％増）へ、営業利益を１３２億円から１０５億円（同１７．２％減）へ、純利益を９０億円から８３億円（同３．１％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　中国での新設工事の減少で売上高が計画を下回る見通しであることに加えて、中国での販売単価の下落や材料費の上昇などが利益を圧迫するとしている。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高８１４億２８００万円（前年同期比０．９％増）、営業利益５３億６９００万円（同１９．４％減）、純利益４５億２７００万円（同３．２％増）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）