油研工が反発、中国の需要増加継続し２１年３月期業績は計画上回る

　油研工業<6393.T>が反発している。１１日の取引終了後、集計中の２１年３月期連結業績について、売上高が２２６億円から２３１億円（前の期比１１．７％減）へ、営業利益が４億５０００万円から６億１０００万円（同４９．６％減）へ、純利益が５億円から６億５０００万円（同４．２％増）へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。

　中国における需要増加が継続したことや、インドで第３四半期以降に油圧の需要が回復局面に向かっていること、更に想定よりも為替が円安で推移したことなどが要因としている。なお、期末一括配当は６０円から８０円へ引き上げられた。

出所：MINKABU PRESS