大同工、上期経常を38％上方修正・4期ぶり最高益更新へ

　大同工業 <6373> が7月30日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は14.2億円の黒字(前年同期は4.3億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、4-9月期(上期)の同損益を従来予想の16億円の黒字→22億円の黒字(前年同期は0.7億円の赤字)に37.5％上方修正し、4期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　なお、通期の同利益を従来予想の28億円(前期は14.4億円)を据え置いた。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-0.1％→9.5％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年３月期第２四半期の業績予想につきましては、二輪車及び自動車用チェーン等において、完成車メーカー向け及び補修市場向けの受注が増加していること、利益面につきましては、受注回復に加え、経費及び製造コスト削減等により前回予想を上回る見込みであるため、上記のとおり予想値を修正いたします。(注)上記の予想値は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。