椿本チが３日続伸、時価は反騰相場初動

　椿本チエイン<6371.T>が３日続伸、時価は底入れから反騰相場初動で売り圧力は限定的だ。３月中旬以降の下落局面で継続的に押し目を買い溜める動きが、直近の切り返し相場の足場となっている。収益の柱を担う自動車部品事業は、自動車生産回復顕著な北米向けなどに好調を極め、国内ではマザー工場である埼玉工場の生産ラインがフル稼働、ファンダメンタルズ面から見直し余地が意識されている。１４年３月期は営業２７％増益と伸びが加速するが、さらに１５年３月期も北米向け好調が持続するほか、中国向けも回復が想定され、利益続伸が見込まれる。

椿本チの株価は１３時４４分現在７７６円（△９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）