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テセックのニュース
<動意株・20日>(大引け)=ペッパー、新日本科学、アドウェイズなど
ペッパーフードサービス<3053.T>=5日続伸。同社は19日、4月度実績を公表。主力の「いきなり!ステーキ」の既存店売上高は前年同月比44.7%増となり、今年に入って初めて前年実績を上回ったことが好感されているようだ。既存店の客単価は同10.6%減となったが、客数が同61.8%増となったことが寄与した。なお、全店ベースの売上高は同7.9%減だった。
新日本科学<2395.T>=大幅高。750~800円のゾーンでの三角もち合いをきれいに上放れ年初来高値を更新した。同社は新薬開発支援を手掛け、前臨床試験受託では国内最大手。新薬の開発支援業務において基礎研究から臨床試験に至るまでワンストップで対応できる強みを持っている。ここバイオ関連株に物色の矛先が向かうなか、業績実態の良好な同社株に投資資金が集まっている。同社の21年3月期営業利益は前の期比14%増の25億2900万円と2ケタ成長を達成、年間配当は前の期実績に15円増配となる20円とし、マーケットのサプライズを誘った経緯がある。22年3月期営業利益は25億5000万円予想と横ばい圏ながら豊富な受注案件を背景に堅調な収益を確保できる見込み。新型コロナウイルスの国産ワクチンについては欧米や中国などの後塵を拝しているが、国策的な後押しで開発が早まる可能性が指摘されている。同社は新型コロナワクチン開発に絡み、アンジェス<4563.T>のプロジェクトに参画するほか、オンコリスバイオファーマ<4588.T>などとも共同開発契約を締結している。
アドウェイズ<2489.T>=4年10カ月ぶり4ケタ大台乗せ。同社株が4ケタ大台を回復するのは2016年7月以来、約4年10カ月ぶりとなる。モバイル向け配信を主力とするアフィリエイト広告大手で、電子コミック系の広告需要が旺盛で業績が急変貌している。21年3月期は従来計画を大きく上振れ、トップラインが3割強の伸びを示したほか、営業利益は前期比8.3倍となる16億2600万円と過去最高利益を大幅更新した。今期は9カ月の変則決算となるが、会社側計画の4億9000万円は増額含みとみられている。「直近、外資系証券経由で空売り残が大幅に増加しており、その買い戻しによる株高効果も反映されている」(国内証券ストラテジスト)とみられる。
テセック<6337.T>=3連騰で新値街道走る。業績高変化が見込める半導体関連として継続的な投資資金の流入が観測されている。12日にマドを開けストップ高の400円高に買われたが、その後も目先筋の売りを吸収しながら、5日移動平均線をサポートラインに漸次水準を切り上げる異彩の値動きを示している。同社はハンドラ(分類装置)とテスター(検査装置)を主力とする半導体製造装置メーカーで半導体投資の活発化を背景に足もとでは業績回復色が強い。22年3月期は売上高が前期比2.2倍の77億円を予想し、増収効果を反映して営業損益も15億円の黒字化(前期実績は4億4800万円の赤字)を見込む。また、年間配当も大幅増配しマーケットの耳目を集めた。今期は前期実績の10円に対し6倍の60円を計画し、ファンド系資金とみられる大口の買いを誘導している。
IJTT<7315.T>=急反発。いすゞ自動車<7202.T>系列の自動車部品会社3社が経営統合して発足した会社で、22年3月期に業績急回復を見込むいすゞの傘下企業として好調な収益環境を享受する見通し。IJTTの22年3月期業績は営業利益段階で前期比5.7倍の73億円を見込んでいる。予想PERは5.5倍前後と超割安。また1株当たり純資産は前期実績ベースで1579円あり、時価はそこから60%もディスカウントされた水準にあり見直し余地が大きいとみられている。世界的な電気自動車(EV)シフトの動きを背景にモーター駆動システムの開発などその対応にも余念がない。
キューブシステム<2335.T>=上げ足加速で5連騰。金融、流通業界向けなどで実績の高いシステムインテグレーターで、ソフト開発やデータベース構築などで優位性を発揮し、トップラインは前期まで9期連続で増収を確保、今22年3月期も8%増収の160億円を見込む。また、株主還元にも前向きに取り組んでいる。19日取引終了後、発行済み株式数の5.1%にあたる77万9840株の自社株を消却することを発表(消却予定日は今月末)しており、これが株高を後押しする格好となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
新日本科学<2395.T>=大幅高。750~800円のゾーンでの三角もち合いをきれいに上放れ年初来高値を更新した。同社は新薬開発支援を手掛け、前臨床試験受託では国内最大手。新薬の開発支援業務において基礎研究から臨床試験に至るまでワンストップで対応できる強みを持っている。ここバイオ関連株に物色の矛先が向かうなか、業績実態の良好な同社株に投資資金が集まっている。同社の21年3月期営業利益は前の期比14%増の25億2900万円と2ケタ成長を達成、年間配当は前の期実績に15円増配となる20円とし、マーケットのサプライズを誘った経緯がある。22年3月期営業利益は25億5000万円予想と横ばい圏ながら豊富な受注案件を背景に堅調な収益を確保できる見込み。新型コロナウイルスの国産ワクチンについては欧米や中国などの後塵を拝しているが、国策的な後押しで開発が早まる可能性が指摘されている。同社は新型コロナワクチン開発に絡み、アンジェス<4563.T>のプロジェクトに参画するほか、オンコリスバイオファーマ<4588.T>などとも共同開発契約を締結している。
アドウェイズ<2489.T>=4年10カ月ぶり4ケタ大台乗せ。同社株が4ケタ大台を回復するのは2016年7月以来、約4年10カ月ぶりとなる。モバイル向け配信を主力とするアフィリエイト広告大手で、電子コミック系の広告需要が旺盛で業績が急変貌している。21年3月期は従来計画を大きく上振れ、トップラインが3割強の伸びを示したほか、営業利益は前期比8.3倍となる16億2600万円と過去最高利益を大幅更新した。今期は9カ月の変則決算となるが、会社側計画の4億9000万円は増額含みとみられている。「直近、外資系証券経由で空売り残が大幅に増加しており、その買い戻しによる株高効果も反映されている」(国内証券ストラテジスト)とみられる。
テセック<6337.T>=3連騰で新値街道走る。業績高変化が見込める半導体関連として継続的な投資資金の流入が観測されている。12日にマドを開けストップ高の400円高に買われたが、その後も目先筋の売りを吸収しながら、5日移動平均線をサポートラインに漸次水準を切り上げる異彩の値動きを示している。同社はハンドラ(分類装置)とテスター(検査装置)を主力とする半導体製造装置メーカーで半導体投資の活発化を背景に足もとでは業績回復色が強い。22年3月期は売上高が前期比2.2倍の77億円を予想し、増収効果を反映して営業損益も15億円の黒字化(前期実績は4億4800万円の赤字)を見込む。また、年間配当も大幅増配しマーケットの耳目を集めた。今期は前期実績の10円に対し6倍の60円を計画し、ファンド系資金とみられる大口の買いを誘導している。
IJTT<7315.T>=急反発。いすゞ自動車<7202.T>系列の自動車部品会社3社が経営統合して発足した会社で、22年3月期に業績急回復を見込むいすゞの傘下企業として好調な収益環境を享受する見通し。IJTTの22年3月期業績は営業利益段階で前期比5.7倍の73億円を見込んでいる。予想PERは5.5倍前後と超割安。また1株当たり純資産は前期実績ベースで1579円あり、時価はそこから60%もディスカウントされた水準にあり見直し余地が大きいとみられている。世界的な電気自動車(EV)シフトの動きを背景にモーター駆動システムの開発などその対応にも余念がない。
キューブシステム<2335.T>=上げ足加速で5連騰。金融、流通業界向けなどで実績の高いシステムインテグレーターで、ソフト開発やデータベース構築などで優位性を発揮し、トップラインは前期まで9期連続で増収を確保、今22年3月期も8%増収の160億円を見込む。また、株主還元にも前向きに取り組んでいる。19日取引終了後、発行済み株式数の5.1%にあたる77万9840株の自社株を消却することを発表(消却予定日は今月末)しており、これが株高を後押しする格好となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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