クボタ、国内外での売上増加を見込み、今期売上高１兆円回復へ

　農機大手のクボタが１１日引け後に、１１年３月期連結業績予想（米国会計基準）と１０年３月期決算を発表した。１１年３月期は、売上高１兆円（前期比７．５％増）、営業利益９００億円（同２９．１％増）、純利益５２０億円（同２２．９％増）を計画。国内市場は、水・環境システム部門は前期並みを予想するが、機械部門や社会インフラ部門が増収となる見込み。海外市場では、機械部門がアジアで好調を維持、欧米でも増収となることを見込んでいる。前提となる為替レートは１ドル＝９０円とした。

　１０年３月期決算は、売上高９３０６億４４００万円（前期比１６％減）、営業利益６９７億２００万円（同３２．２％減）、純利益４２３億２６００万円（同１１．９％減）だった。

　終値は２０円安の７６９円。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社