海洋掘削、三井海洋などメタンハイドレート関連株が上昇、「燃える氷」商業化の実験で産出を確認◇

　日本海洋掘削<1606.T>や鉱研工業<6297.T>、三井海洋開発<6269.T>などメタンハイドレート関連銘柄が上昇している。４日の日経速報ニュースで、「経済産業省は４日、４月下旬から愛知・三重県沖で実施しているメタンハイドレートの商業化に向けた実験で、天然ガスの産出を確認した」と報じられており、これを手掛かりに関連銘柄が物色されているようだ。

　メタンハイドレートは、低温・高圧下の天然ガスと水が結合して氷状になった天然資源の塊で、「燃える氷」とも呼ばれている。２０１３年の前回調査では初めてガスを抽出したが、技術的なトラブルがあって作業を中止した経緯がある。記事によると、今回は３～４週間継続して生産するのが目標としている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）