ＡＳＢ機械、今期経常を一転17％減益に下方修正

　日精エー・エス・ビー機械 <6284> が8月3日大引け後(16:00)に決算を発表。18年9月期第3四半期累計(17年10月-18年6月)の連結経常利益は前年同期比6.5％減の40億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の72億円→58億円(前期は69.5億円)に19.4％下方修正し、一転して16.6％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の45.2億円→31.2億円(前年同期は42.3億円)に30.9％減額し、一転して26.1％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比14.7％減の13.3億円に減り、売上営業利益率は前年同期の20.6％→15.5％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　一部の市場で顧客からの受注獲得に時間を要するなど、受注高が想定よりも低い水準で推移していることにより、売上高は前回発表予想（32,300百万円）の13.3％減となる28,000百万円（前年９月期29,289百万円、4.4％減）となる見込みです。また、減収の影響により、営業利益は前回発表予想（6,800百万円）の17.6％減となる5,600百万円（同6,104百万円、8.3％減）、経常利益は前回発表予想（7,200百万円）の19.4％減となる5,800百万円（同6,954百万円、16.6％減）、親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想（5,500百万円）の14.5％減となる4,700百万円（同4,571百万円、2.8％増）となる見込みです。　※ 本書に記載した業績予想数値等は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づき判断した見通しであり、実際の業績等は、様々な要因により異なる場合があります。