三井海洋、今期最終を13％上方修正

　三井海洋開発 <6269> [東証Ｐ] が11月9日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比2.9倍の53.7億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の59.7億円→67.3億円(前期は49.6億円)に12.7％上方修正し、増益率が20.4％増→35.7％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の25.2億円→32.8億円(前年同期は28.9億円)に30.1％増額し、一転して13.5％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終損益は19.2億円の黒字(前年同期は1.8億円の赤字)に浮上し、売上営業利益率は前年同期の0.6％→4.3％に大幅改善した。

株探ニュース