決算プラス・インパクト銘柄 … 泉州電、タカショー、ザッパラス (3月4日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月1日から4日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ゼネラルパ <6267>
　19年7月期の連結経常利益を従来予想の4億円→6億円(前期は3.7億円)に50.0％上方修正し、増益率が6.4％増→59.6％増に拡大し、15期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　ザッパラス <3770>
　19年4月期第3四半期累計(18年5月-19年1月)の連結営業損益は2億9900万円の赤字(前年同期は5億4200万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

★No.3　泉州電 <9824>
　19年10月期第1四半期(18年11月-19年1月)の連結経常利益は前年同期比29.5％増の11.3億円に伸び、11-4月期(上期)計画の22.3億円に対する進捗率は50.9％に達し、5年平均の47.2％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6267> ゼネラルパ 　　ＪＱ 　 +14.63 　　3/ 4　　上期　　　450.00
<3770> ザッパラス 　　東１　　 +4.26 　　3/ 4　　　3Q　　　　赤縮
<9824> 泉州電 　　　　東１　　 +2.36 　　3/ 4　　　1Q　　　 29.45
<7590> タカショー 　　東１　　 +0.92 　　3/ 4　本決算　　　 62.76

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース