やまびこ続伸、１～３月期経常７割増益で通期見通しを上方修正

　やまびこ<6250.T>は続伸でスタート。１２日の取引終了後に発表した２１年１２月期第１四半期（１～３月）の連結経常利益は前年同期比７２．０％増の３９億４８００万円に拡大しており、これが好材料視されている。

　新型コロナウイルス感染拡大の影響による在宅時間の増加を背景に、主力の北米や欧州で小型屋外作業機械の旺盛な需要が継続した。また、国内では政府による経営継続補助金の新たな予算化が追い風となり、農業用管理機械の販売が大きく伸びた。第１四半期業績の好調に伴い、通期の経常利益予想を従来の６７億円（前期比２８．７％減）から７７億円（同１８．１％減）に引き上げている。

出所：MINKABU PRESS