やまびこ、今期経常を39％上方修正・4期ぶり最高益、配当も5円増額

　やまびこ <6250> が11月11日大引け後(15:00)に決算を発表。20年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比46.2％増の97.3億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の61億円→85億円(前期は59.1億円)に39.3％上方修正し、増益率が3.1％増→43.7％増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億円→25億円(前年同期は10.6億円)に23倍増額し、一転して2.4倍増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の35円→40円(前期は35円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の37.4億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.0％→10.4％に大幅改善した。

株探ニュース