電気自動車関連の隠れた本命
電気自動車(EV)へのパラダイムシフトが行われているなかで、テクノスマート(6246)に注目したい。EV関連銘柄のなかでも「乾燥・塗工」の技術を有するテクノスマートは、リチウムイオン電池関連銘柄の隠れた本命と言えるだろう。
この乾燥・塗工の技術だが、テクノスマートは世界シェアの約20%を有していると考えられる。上場企業の中で唯一同業他社とされているヒラノテクシード(6245)も世界シェア約20%と見受けられ時価総額約480億円、PER約25倍まで買われている。他にも行っている事業があるため一概に言うことはできないが、テクノスマートの時価総額約200億、PER約20倍(増資考慮前)は同業他社比較でも割安と見られるのではないだろうか。
走行距離や寿命といった技術競争が一層激化していくだろうリチウムイオン電池事業において、電池本体ではなく「電池の製造工程に不可欠である装置」をリチウムイオン電池メーカーに供給しているという点もおもしろい。下手なリスクを取らずマーケットの拡大をそのまま享受できる可能性がある。
1/16のプレスリリースにおいて増資を発表しているが、みずほ証券が引き受ける内容となっており、株価への配慮が見受けられる。また、増資理由が「増加する受注に対応するための工場増改築」という点も、今後の業績の伸びにつながる期待ができる。通年での利益予想と、中間決算時点での実績進捗率78%ということも鑑みると、現時点ではぜひピックアップしたいと考える。
この乾燥・塗工の技術だが、テクノスマートは世界シェアの約20%を有していると考えられる。上場企業の中で唯一同業他社とされているヒラノテクシード(6245)も世界シェア約20%と見受けられ時価総額約480億円、PER約25倍まで買われている。他にも行っている事業があるため一概に言うことはできないが、テクノスマートの時価総額約200億、PER約20倍(増資考慮前)は同業他社比較でも割安と見られるのではないだろうか。
走行距離や寿命といった技術競争が一層激化していくだろうリチウムイオン電池事業において、電池本体ではなく「電池の製造工程に不可欠である装置」をリチウムイオン電池メーカーに供給しているという点もおもしろい。下手なリスクを取らずマーケットの拡大をそのまま享受できる可能性がある。
1/16のプレスリリースにおいて増資を発表しているが、みずほ証券が引き受ける内容となっており、株価への配慮が見受けられる。また、増資理由が「増加する受注に対応するための工場増改築」という点も、今後の業績の伸びにつながる期待ができる。通年での利益予想と、中間決算時点での実績進捗率78%ということも鑑みると、現時点ではぜひピックアップしたいと考える。