880円
豊和工業のニュース
■アルメディオ <7859> 331円 (+80円、+31.9%) ストップ高
アルメディオ <7859> [東証S]がストップ高。2日の取引終了後に23年3月期通期業績予想の上方修正を発表。売上高を30億4600万円から50億2200万円(前期比53.8%増)へ、最終損益を1億3000万円の赤字から1億8700万円の黒字(前期3900万円の赤字)へ引き上げており、これを好感した買いが膨らんだ。上期業績が想定を上回ったため。加えて、太陽光発電パネル製造用の拡散炉用ヒーターモジュールの販売が中国で伸長することや、円安に伴い円換算額が増加することが寄与する見込み。同時に発表した4-9月期決算は、売上高が27億2300万円(前年同期比84.4%増)、最終損益が2億6200万円の黒字(前年同期4600万円の赤字)だった。
■大阪チタ <5726> 4,545円 (+695円、+18.1%) 一時ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。大阪チタニウムテクノロジーズ <5726> [東証P]が5日続急騰、連日で年初来高値を更新した。一時、ストップ高となる水準に接近する場面があった。2日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4-9月)の単独決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、最終損益の見通しを16億円の黒字から29億円の黒字(前期は31億1200万円の赤字)に上方修正した。4-9月期の単独決算は、売上高と営業・経常・最終利益が計画を上振れて着地したほか、年間配当予想も増額。これらを評価した買いが先行した後、売り方の買い戻しが加速し、株高に弾みがついたようだ。通期の売上高は410億円から430億円(前期比50.6%増)に予想を引き上げた。4-9月期は航空機需要の回復がチタン事業の追い風となったほか、高機能材料事業では 半導体関連で高純度チタンなどの販売が増加。円安効果も利益を押し上げた。4-9月期の業績の進捗状況や、新たに見直した為替前提を通期の業績予想に織り込んだ。また、これまで5円を計画していた中間配当は10円に決定。期末配当予想は10円で据え置いた。前期は中間、期末とも無配だった。
■三菱自 <7211> 616円 (+94円、+18.0%)
東証プライムの上昇率2位。三菱自動車工業 <7211> [東証P]が4日続急騰。2日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正し、これを好感した買いが集まった。売上高は2兆3500億円から2兆5300億円(前期比24.1%増)、最終利益は900億円から1400億円(同89.1%増)に見通しを引き上げた。売価や販売費の改善、円安などの効果などを業績予想に反映させた。通期の業績予想の前提となる為替レートは1ドル=134円(従来は125円)、1ユーロ=137円(同135円)と、それぞれ円安方向に見直した。一方、グローバルの販売台数見通しは90万8000台と、これまでの計画から3万台引き下げた。
■ネットワン <7518> 3,245円 (+367円、+12.8%)
東証プライムの上昇率4位。ネットワンシステムズ <7518> [東証P]が4日ぶりに急反騰、年初来高値を更新した。同社は2日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比84.1%増の83億1900万円となり、従来予想の82億円から上振れたことが好感されたようだ。売上高は同19.1%増の927億6500万円で着地。自動車メーカーの投資回復や半導体メーカーの投資拡大などが追い風となったほか、遅延していた機器が徐々に入荷したことが好業績につながった。なお、通期業績予想については売上高2100億円(前期比11.4%増)、営業利益220億円(同31.0%増)とする従来見通しを据え置いている。
■コニカミノル <4902> 504円 (+41円、+8.9%)
東証プライムの上昇率5位。コニカミノルタ <4902> [東証P]が4日続急伸。2日の取引終了後に4-9月期決算を発表し、営業損益は51億3800万円の赤字(前年同期15億6300万円の赤字)となった。前年同期から赤字幅が拡大したものの、四半期ベースでみると直近7-9月期は5四半期ぶりに黒字に転換しており、足もとの業績改善を評価した買いが集まったようだ。売上高は前年同期比19.2%増の5307億4300万円で着地した。複合機やデジタル印刷機などを手掛ける主力のデジタルワークプレイス事業とプロフェッショナルプリント事業で、中国ゼロコロナ政策による制限の解除後に販売が回復したことが寄与した。販管費の抑制や収益性改善に向けた取り組みも奏功した。通期の増収・営業黒字転換見通しは据え置いている。
■ABCマート <2670> 7,160円 (+390円、+5.8%)
エービーシー・マート <2670> [東証P]が続急伸し年初来高値を更新した。2日の取引終了後に発表した10月度概況で、既存店売上高が前年同月比20.2%増となり、8ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。祝日が1日多い曜日並びで、天候が良好だったこともあり東京・大阪など主要都市の客数が大きく増加したことが寄与し、客数が同8.6%増、客単価が同10.7%増となった。商品別では、デジタル広告の販促が奏功し厚底スニーカーの販売が伸長したほか、気温の低下により秋物のアパレルやレザーシューズも良好。なお、全店売上高は同21.7%増だった。
■荏原実業 <6328> 2,275円 (+121円、+5.6%)
荏原実業 <6328> [東証P]が急反発。2日取引終了後、発行済み株式数(自社株を除く)の4.07%にあたる50万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施することを発表。これが好感されたようだ。買い付け期間は11月4日から23年10月31日まで。また、11月30日付で50万株の自社株を消却する。
■三菱重 <7011> 5,369円 (+227円、+4.4%)
三菱重工業 <7011> [東証P]が大幅反発し、5日移動平均線をサポートラインに上値指向を継続。また、豊和工業 <6203> [東証P]、細谷火工 <4274> [東証S]、東京計器 <7721> [東証P]といった防衛関連株に位置付けられる銘柄が、全般悪地合いの間隙を縫って上昇基調を強めた。北朝鮮が足もとで軍事的な挑発を激化させており、日本海に向けて立て続けに複数の弾道ミサイルを発射した。そのうち1発はICBM(大陸間弾道ミサイル)であることを米政府が断定したことで、にわかに地政学リスクの高まりが意識されている。直近では、北朝鮮が3日深夜に韓国との軍事境界線付近から日本海に向け約80発の砲撃を行ったことを韓国軍が確認したと発表し、改めて緊張が走った。東京市場でも有事リスクに対する思惑が関連株を刺激した。
■住友商 <8053> 2,077.5円 (+84.5円、+4.2%)
住友商事 <8053> [東証P]が大幅高で4日続伸。4日午後2時、23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の最終利益と配当予想の上方修正を発表し好感された。資源ビジネス・非資源ビジネスがいずれも堅調に推移したことを背景に、最終利益予想を3700億円から5500億円(前期比18.6%増)に見直した。減益の予想から一転して増益を計画する。また45円を計画していた中間配当は57円50銭(前期の中間は45円)で決定。期末配当予想もこれまでの45円から57円50銭(前期の期末は65円)に増額修正した。
■H2Oリテイ <8242> 1,327円 (+38円、+3.0%)
エイチ・ツー・オー リテイリング <8242> [東証P]が4日続伸、年初来高値を更新した。2日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。売上高の見通しは6600億円から6400億円(前期比23.4%増)に引き下げた一方、最終利益の見通しは80億円から110億円(同11.4%増)に上方修正した。最終利益は減益予想から一転して増益の見込みとなったことが買い安心感につながったようだ。コロナ禍の内食需要拡大の反動や、物価上昇による消費者心理の落ち込みなどを背景に、4-9月期の売上高は計画を下回って着地した。一方、百貨店事業の宣伝費の抑制や食品事業でのコスト削減の取り組みが奏功し、同期間の営業損益と経常損益は赤字の計画から一転、黒字転換を果たした。4-9月期の実績と足もとの業績動向などを通期の業績予想に織り込んだ。
■SRAHD <3817> 3,225円 (+80円、+2.5%)
SRAホールディングス <3817> [東証P]が3日ぶりに反発、25日移動平均線を足場にカイ気配スタートで急速に切り返す展開となった。金融業界や製造業向けで高実績を持つシステム開発会社で、一括受託を特長とする。一昨日2日取引終了後、23年3月期上期(22年4-9月)業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の200億円から209億4900万円(前年同期比10%増)に、営業利益は21億5000万円から27億8200万円(同16.5%増)にそれぞれ増額した。通期見通しは修正していないものの、上振れ期待が高まるなか上値を期待した買いを呼び込んだ。高収益ビジネスモデルへの経営構造改革が進展しており、収益体質も引き締まっている。
■エディオン <2730> 1,204円 (+28円、+2.4%)
エディオン <2730> [東証P]が6日ぶりに反発。4日午前11時、23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算の開示にあわせ、自社株買いの実施を発表し、これを好感した買いが株価の支えとなった。同社は取得総数400万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.91%)、取得総額50億円を上限に自社株買いを実施する。7日から23年3月31日までの間、東証における市場買付で取得する。4-9月期の連結決算は、売上高が前年同期比微増の3511億1500万円、最終利益が同7.0%減の70億7000万円だった。一部の店舗で休業や営業時間の短縮があった前年と比べ、売り上げは回復しつつある半面、新型コロナウイルス感染症関連の助成金が減少したことなどが業績面で重荷となった。
■淺沼組 <1852> 2,790円 (+53円、+1.9%)
浅沼組 <1852> [東証P]が反発。同社は2日取引終了後、第2四半期(4-9月)の連結業績予想の増額修正を発表した。売上高は641億2000万円から668億8800万円(前年同期比12.1%増)に見直したほか、営業利益は12億5000万円から21億6500万円(同43.3%増)に修正した。工事の進捗が順調だったほか、工事粗利益率が向上した。また、シンガポール子会社の業績が好調に推移していることも寄与した。23年3月通期の業績予想は据え置いたが、修正の必要が生じた場合は速やかに開示するとしている。同社は8日に中間期決算の発表を行う予定だ。
■コメ兵HD <2780> 3,325円 (+35円、+1.1%)
コメ兵ホールディングス <2780> [東証S]が反発、日経平均が大きく値を崩すなかも頑強な値動きで目を引く。株価は10月19日に年初来高値3660円をつけたあと調整局面に移行したが、下値では押し目買いが厚く25日移動平均線を下支えに売り物を吸収した。市場では「訪日外国人観光客によるインバウンド消費が期待されているが、円安効果で高価格帯のブランド品がよく売れている。とりわけ中古ブランド品は、日本の場合は品揃えが豊富で商品に対する信頼性も高く、旺盛な買い意欲を取り込んでいるもよう」(中堅証券ストラテジスト)とし、同社株の業績に期待した投資資金を呼び込んだ。
※4日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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