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<動意株・7日>(大引け)=HIOKI、QDレーザ、芝浦など
HIOKI<6866.T>=大幅高。前週末まで日足3陽連で5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現した。きょうは後場後半になって上げ幅を拡大、4月20日の年初来高値5750円に急接近した。電気自動車(EV)モーター向け電子測定器で高水準の需要を捉えるが、2030年までの長期経営計画でもEVなど電動化分野に力を入れる方針を明示している。1~3月期業績は絶好調で、21年12月期業績予想についても営業利益を従来予想の30億円から47億5000万円(前期比92%増)に大幅上方修正している。
QDレーザ<6613.T>=4日ぶり反発。この日、国内で医療機器製造販売承認を取得した「RETISSAメディカル」が、ドイツのエッセン大学における治験を終了し、安全性と有用性が確認されたと発表しており、これが材料視されている。「RETISSAメディカル」は、カメラ撮像の網膜投影による不正乱視向け視力補正機器。今回の治験では、18年から子会社QDレーザドイツがスポンサーとなり、ドイツのエッセン大学のA・エクスタイン医学博士が主導して治験が行われ、角膜疾患による視覚障害のある18~85歳の21人の患者が参加。通常の眼鏡による矯正視力に比べて、近方及び遠方の視力と読解力を改善したと結論したという。
芝浦メカトロニクス<6590.T>=急伸し年初来高値を大幅更新。時価は約14年ぶりの高値水準にある。東芝系の半導体製造装置メーカーでエッチング装置やチップボンダーなどで高い商品競争力を誇る。世界的な半導体需給の逼迫を背景に大手半導体メーカーの生産能力増強の動きが活発で、同社の活躍余地が広がっている。市場では「半導体受託生産で世界最大手のTSMCが開発拠点を日本国内に設けるという話が改めて浮上しているが、これに芝浦メカが参加するとの思惑が株高を後押ししているもようだ」(国内ネット証券アナリスト)という。
日本セラミック<6929.T>=大幅高で6日続伸。2月中旬以来の3000円大台復帰を果たした。赤外線センサーのニッチトップで国内シェア9割と圧倒的な商品競争力を誇る。電気自動車(EV)向けでもセンサーで高い実績を有しており、EV大国である中国向けに最適なモーター制御を補助する電流センサーの引き合いが活発だ。21年12月期営業利益は前期比16%増の33億円と2ケタ成長を見込むが、一段の上振れが有力とみられている。
アインホールディングス<9627.T>=急反発。同社は4日取引終了後に、22年4月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを前期比37.2%増の150億円としていることが好感されているようだ。売上高は同6.0%増の3150億円を見込む。ファーマシー事業では調剤薬局の新規開発及びM&Aを積極的に活用するほか、リテール事業ではコスメ&ドラッグストア「アインズ&トルペ」を継続的に出店し、事業規模の拡大を図るとしている。なお、21年4月期通期の連結決算は、売上高が前の期比1.6%増の2973億500万円、営業利益が同32.0%減の109億3200万円で着地した。
アトラエ<6194.T>=急反発で上値指向の強さ際立つ。5月後半から機関投資家とみられる継続的な実需買いが観測され株価は連日の年初来高値更新、きょうは株式分割考慮で昨年1月以来約1年5カ月ぶりに2000円台に乗せてきた。IT系企業を対象に成功報酬型求人サイト「Green」を主力展開するが、企業側からの旺盛な人材ニーズを背景に需要を開拓している。また、組織改善ツールも育成し収益に大きく貢献している。21年9月期連結営業利益は5億円(今期が連結開始年度で前期比較なし)を見込むが、第2四半期時点で5億9200万円と既に超過しており、大幅な上振れが濃厚。投資会社のアセットマネジメントOneが同社株の買い増しに動き、直近約10%まで株式保有比率を高めていることも注目される。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
QDレーザ<6613.T>=4日ぶり反発。この日、国内で医療機器製造販売承認を取得した「RETISSAメディカル」が、ドイツのエッセン大学における治験を終了し、安全性と有用性が確認されたと発表しており、これが材料視されている。「RETISSAメディカル」は、カメラ撮像の網膜投影による不正乱視向け視力補正機器。今回の治験では、18年から子会社QDレーザドイツがスポンサーとなり、ドイツのエッセン大学のA・エクスタイン医学博士が主導して治験が行われ、角膜疾患による視覚障害のある18~85歳の21人の患者が参加。通常の眼鏡による矯正視力に比べて、近方及び遠方の視力と読解力を改善したと結論したという。
芝浦メカトロニクス<6590.T>=急伸し年初来高値を大幅更新。時価は約14年ぶりの高値水準にある。東芝系の半導体製造装置メーカーでエッチング装置やチップボンダーなどで高い商品競争力を誇る。世界的な半導体需給の逼迫を背景に大手半導体メーカーの生産能力増強の動きが活発で、同社の活躍余地が広がっている。市場では「半導体受託生産で世界最大手のTSMCが開発拠点を日本国内に設けるという話が改めて浮上しているが、これに芝浦メカが参加するとの思惑が株高を後押ししているもようだ」(国内ネット証券アナリスト)という。
日本セラミック<6929.T>=大幅高で6日続伸。2月中旬以来の3000円大台復帰を果たした。赤外線センサーのニッチトップで国内シェア9割と圧倒的な商品競争力を誇る。電気自動車(EV)向けでもセンサーで高い実績を有しており、EV大国である中国向けに最適なモーター制御を補助する電流センサーの引き合いが活発だ。21年12月期営業利益は前期比16%増の33億円と2ケタ成長を見込むが、一段の上振れが有力とみられている。
アインホールディングス<9627.T>=急反発。同社は4日取引終了後に、22年4月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを前期比37.2%増の150億円としていることが好感されているようだ。売上高は同6.0%増の3150億円を見込む。ファーマシー事業では調剤薬局の新規開発及びM&Aを積極的に活用するほか、リテール事業ではコスメ&ドラッグストア「アインズ&トルペ」を継続的に出店し、事業規模の拡大を図るとしている。なお、21年4月期通期の連結決算は、売上高が前の期比1.6%増の2973億500万円、営業利益が同32.0%減の109億3200万円で着地した。
アトラエ<6194.T>=急反発で上値指向の強さ際立つ。5月後半から機関投資家とみられる継続的な実需買いが観測され株価は連日の年初来高値更新、きょうは株式分割考慮で昨年1月以来約1年5カ月ぶりに2000円台に乗せてきた。IT系企業を対象に成功報酬型求人サイト「Green」を主力展開するが、企業側からの旺盛な人材ニーズを背景に需要を開拓している。また、組織改善ツールも育成し収益に大きく貢献している。21年9月期連結営業利益は5億円(今期が連結開始年度で前期比較なし)を見込むが、第2四半期時点で5億9200万円と既に超過しており、大幅な上振れが濃厚。投資会社のアセットマネジメントOneが同社株の買い増しに動き、直近約10%まで株式保有比率を高めていることも注目される。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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