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アトラエのニュース
■要約
アトラエ<6194>は、インターネットを活用した求人メディアの運営を行っている会社であり、人工知能やビッグデータ解析技術などを使い、求職者と求人企業のマッチングを行っている、人材サービスとテクノロジー(Human Resources※×Technology、HR Tech)のリーディングカンパニーである。主力事業である人材紹介サービス「Green」が引き続き好調であり、加えて組織改善プラットフォーム「wevox」のマネタイズが始まり、2018年9月期は8期連続で増収増益を達成する見込みである。
なお、同社は2018年6月に東証1部に市場変更を行い、加えて新株式発行及び株式売出しを行っている。知名度向上と事業拡大のための資金獲得により、更なる成長を図る。
※Human Resources (HR)とは企業の人的資源に関わる人材サービスの領域を指す。人材サービスには人材派遣、人材紹介、業務請負、求人メディアの運営、採用支援、教育研修等がある。
1. 事業概要
同社の主力サービスはIT/Web業界の人材のマッチングプラットフォームである「Green」である。広告型求人メディアが主流の中、成功報酬型と言う同社独自のサービス内容が好評で、業績が右肩上がりで拡大を続けており、安定的成長を続けている。「Green」に続くサービスとして、2016年1月にビジネスパーソン向けマッチングアプリ「yenta」を、2017年5月に組織改善プラットフォーム「wevox」をリリースしている。2018年9月期は「wevox」のマネタイズが本格的に始まっており、従来までの「Green」一極集中のビジネスから徐々に広がりを見せつつある。
2. 2018年9月期第3四半期業績及び通期見通し
2018年9月期第3四半期業績は、売上高が1,655百万円(前年同期比 22.9%増)、営業利益が531百万円(同17.2%増)、経常利益が500百万円(同11.0%増)、四半期純利益が345百万円(同10.9%)と前年同期比2ケタの増収増益である。
2018年9月期通期業績は、当初計画どおりの売上高2,249百万円(前期比22.9%増)、営業利益665百万円(同18.9%増)、経常利益が655百万円(同17.9%増)、当期純利益が453百万円(同14.7%増)を見込んでいる。
3. 今後の見通し
同社の成長戦略は、確固たる競争優位を持つ既存事業「Green」に加えて、積極的に新規事業に取り組むことで、右肩上がりの成長を実現しようと言うものである。計画通り「Green」が順調に伸びており、2018年9月期は「wevox」のマネタイズも本格的に開始している。既に「yenta」についても法人向けマネタイズの実証実験は済んでおり、早期黒字化を目指す。事業ポートフォリオが拡大しており、事業構造の安定性が高まりつつも右肩上がりの業績拡大を保っており、同社の勢いが継続する見込みだ。
■Key Points
・主力事業「Green」に加え、組織改善プラットフォーム「wevox」のマネタイズが本格化
・2018年9月期第3四半期は前年同期比2ケタ増収増益
・成長市場であるHR 市場で事業の多角化を図り、右肩上がりの成長を堅実に持続する
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
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アトラエ<6194>は、インターネットを活用した求人メディアの運営を行っている会社であり、人工知能やビッグデータ解析技術などを使い、求職者と求人企業のマッチングを行っている、人材サービスとテクノロジー(Human Resources※×Technology、HR Tech)のリーディングカンパニーである。主力事業である人材紹介サービス「Green」が引き続き好調であり、加えて組織改善プラットフォーム「wevox」のマネタイズが始まり、2018年9月期は8期連続で増収増益を達成する見込みである。
なお、同社は2018年6月に東証1部に市場変更を行い、加えて新株式発行及び株式売出しを行っている。知名度向上と事業拡大のための資金獲得により、更なる成長を図る。
※Human Resources (HR)とは企業の人的資源に関わる人材サービスの領域を指す。人材サービスには人材派遣、人材紹介、業務請負、求人メディアの運営、採用支援、教育研修等がある。
1. 事業概要
同社の主力サービスはIT/Web業界の人材のマッチングプラットフォームである「Green」である。広告型求人メディアが主流の中、成功報酬型と言う同社独自のサービス内容が好評で、業績が右肩上がりで拡大を続けており、安定的成長を続けている。「Green」に続くサービスとして、2016年1月にビジネスパーソン向けマッチングアプリ「yenta」を、2017年5月に組織改善プラットフォーム「wevox」をリリースしている。2018年9月期は「wevox」のマネタイズが本格的に始まっており、従来までの「Green」一極集中のビジネスから徐々に広がりを見せつつある。
2. 2018年9月期第3四半期業績及び通期見通し
2018年9月期第3四半期業績は、売上高が1,655百万円(前年同期比 22.9%増)、営業利益が531百万円(同17.2%増)、経常利益が500百万円(同11.0%増)、四半期純利益が345百万円(同10.9%)と前年同期比2ケタの増収増益である。
2018年9月期通期業績は、当初計画どおりの売上高2,249百万円(前期比22.9%増)、営業利益665百万円(同18.9%増)、経常利益が655百万円(同17.9%増)、当期純利益が453百万円(同14.7%増)を見込んでいる。
3. 今後の見通し
同社の成長戦略は、確固たる競争優位を持つ既存事業「Green」に加えて、積極的に新規事業に取り組むことで、右肩上がりの成長を実現しようと言うものである。計画通り「Green」が順調に伸びており、2018年9月期は「wevox」のマネタイズも本格的に開始している。既に「yenta」についても法人向けマネタイズの実証実験は済んでおり、早期黒字化を目指す。事業ポートフォリオが拡大しており、事業構造の安定性が高まりつつも右肩上がりの業績拡大を保っており、同社の勢いが継続する見込みだ。
■Key Points
・主力事業「Green」に加え、組織改善プラットフォーム「wevox」のマネタイズが本格化
・2018年9月期第3四半期は前年同期比2ケタ増収増益
・成長市場であるHR 市場で事業の多角化を図り、右肩上がりの成長を堅実に持続する
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
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