フェニクスＢ、今期経常を一転赤字に下方修正

　フェニックスバイオ <6190> [東証Ｍ] が11月12日大引け後(15:30)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は1億2800万円の赤字(前年同期は2億6500万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の9100万円の黒字→1億5600万円の赤字(前期は2億2300万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は2800万円の赤字(前年同期は4200万円の黒字)に転落する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は2億0100万円の赤字(前年同期は1億4400万円の赤字)に赤字幅が拡大したが、売上営業損益率は前年同期の-111.5％→-109.2％に改善した。

株探ニュース