1,618円
ベルシステム24ホールディングスのニュース
■要約
1. コールセンター大手
ベルシステム24ホールディングス<6183>は国内コールセンター大手で、CRM(Customer Relationship Managemant:顧客管理)を主たる事業として、全国で事業展開しており、2018年4月現在、国内32拠点、自社保有席数16,300席、国内最大規模のコンタクトセンタークラウド基盤(複数の拠点を1つの仮想コールセンターに統合。先端のクラウドテクノロジーを利用し、高信頼性とコストメリットを両立させた、クラウド型のコールセンターシステム)を擁する。伊藤忠商事<8001>、凸版印刷<7911>との資本業務提携を最大限に活用して、企業価値の更なる向上を目指している。
2. 2019年2月期第2四半期はほぼ計画どおりの順調な決算
2019年2月期第2四半期の連結業績は、売上収益60,068百万円(前年同期比5.1%増)、営業利益5,345百万円(同21.8%増)の増収増益決算となった。継続業務の着実な伸長により増収を達成し、価格適正化の取り組み等による収益性改善により人件費の増加をカバーし、利益率が改善した。営業利益は、通期見通しの51.9%に達する順調な決算であった。
3. 2019年2月期も2ケタの営業増益を見込む
2019年2月期の連結業績予想は、当初予想を据え置き、売上収益124,700百万円(前期比7.9%増)、営業利益10,300百万円(同10.5%増)としている。良好な需要環境を背景として増収基調が続く上、価格適正化・業務効率化の取り組みによって、営業利益段階では2ケタの増益を見込む。1株当たり配当は前期並みの36.0円を予想する。
4. 中期経営計画では2020年2月期に営業利益115億円を目指す
同社は、2020年2月期を最終年度とする中期経営計画を推進中である。数値目標は、2020年2月期に売上収益1,310億円(2017年2月期実績1,089億円)、営業利益115億円(同81億円)、ネットD/Eレシオ1.2倍(同1.8倍)とするもの。目標数値の達成時には、営業利益率8.8%(同7.5%)、ROE14.3%(同11.0%)となる見通し。成長戦略として、従来ビジネスの拡大、新領域での拡大、人材マネジメントの高度化の3つを掲げており、2019年2月期は特に凸版印刷とのアライアンス基盤の構築と新人事制度に重点を置いている。投資額は中期経営計画を発表した2017年から5ヶ年で総額100億円を追加する計画である。
■Key Points
・2019年2月期第2四半期は、増収効果と収益性改善により営業利益は前年同期比21.8%の増益となり、通期見通しの51.9%に達する順調な決算であった
・2019年2月期通期の連結業績予想は、当初予想どおり、売上収益1,247億円(前期比7.9%増)、営業利益103億円(同10.5%増)。良好な需要環境を背景として増収基調が続く上、価格適正化・業務効率化の取り組みの成果を見込む
・中期経営計画では、2020年2月期に売上収益1,310億円、営業利益115億円、営業利益率8.8%、ROE14.3%、ネットD/Eレシオ1.2倍を目標とする。成長戦略として、従来ビジネスの拡大、新領域での拡大、人材マネジメントの高度化を掲げ、2019年2月期は特に凸版印刷とのシナジーの発揮と新人事制度に重点を置く
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<SF>
1. コールセンター大手
ベルシステム24ホールディングス<6183>は国内コールセンター大手で、CRM(Customer Relationship Managemant:顧客管理)を主たる事業として、全国で事業展開しており、2018年4月現在、国内32拠点、自社保有席数16,300席、国内最大規模のコンタクトセンタークラウド基盤(複数の拠点を1つの仮想コールセンターに統合。先端のクラウドテクノロジーを利用し、高信頼性とコストメリットを両立させた、クラウド型のコールセンターシステム)を擁する。伊藤忠商事<8001>、凸版印刷<7911>との資本業務提携を最大限に活用して、企業価値の更なる向上を目指している。
2. 2019年2月期第2四半期はほぼ計画どおりの順調な決算
2019年2月期第2四半期の連結業績は、売上収益60,068百万円(前年同期比5.1%増)、営業利益5,345百万円(同21.8%増)の増収増益決算となった。継続業務の着実な伸長により増収を達成し、価格適正化の取り組み等による収益性改善により人件費の増加をカバーし、利益率が改善した。営業利益は、通期見通しの51.9%に達する順調な決算であった。
3. 2019年2月期も2ケタの営業増益を見込む
2019年2月期の連結業績予想は、当初予想を据え置き、売上収益124,700百万円(前期比7.9%増)、営業利益10,300百万円(同10.5%増)としている。良好な需要環境を背景として増収基調が続く上、価格適正化・業務効率化の取り組みによって、営業利益段階では2ケタの増益を見込む。1株当たり配当は前期並みの36.0円を予想する。
4. 中期経営計画では2020年2月期に営業利益115億円を目指す
同社は、2020年2月期を最終年度とする中期経営計画を推進中である。数値目標は、2020年2月期に売上収益1,310億円(2017年2月期実績1,089億円)、営業利益115億円(同81億円)、ネットD/Eレシオ1.2倍(同1.8倍)とするもの。目標数値の達成時には、営業利益率8.8%(同7.5%)、ROE14.3%(同11.0%)となる見通し。成長戦略として、従来ビジネスの拡大、新領域での拡大、人材マネジメントの高度化の3つを掲げており、2019年2月期は特に凸版印刷とのアライアンス基盤の構築と新人事制度に重点を置いている。投資額は中期経営計画を発表した2017年から5ヶ年で総額100億円を追加する計画である。
■Key Points
・2019年2月期第2四半期は、増収効果と収益性改善により営業利益は前年同期比21.8%の増益となり、通期見通しの51.9%に達する順調な決算であった
・2019年2月期通期の連結業績予想は、当初予想どおり、売上収益1,247億円(前期比7.9%増)、営業利益103億円(同10.5%増)。良好な需要環境を背景として増収基調が続く上、価格適正化・業務効率化の取り組みの成果を見込む
・中期経営計画では、2020年2月期に売上収益1,310億円、営業利益115億円、営業利益率8.8%、ROE14.3%、ネットD/Eレシオ1.2倍を目標とする。成長戦略として、従来ビジネスの拡大、新領域での拡大、人材マネジメントの高度化を掲げ、2019年2月期は特に凸版印刷とのシナジーの発揮と新人事制度に重点を置く
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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