中村超硬、前期経常を63％上方修正

　中村超硬 <6166> [東証Ｇ] が4月28日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の4000万円→6500万円(前の期は3億3800万円)に62.5％上方修正し、減益率が88.2％減→80.8％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の4800万円の赤字→2300万円の赤字(前年同期は2億3800万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、前回修正時に公表した数値を若干上回り3,322百万円となる見込みでありますが、損益面については、当社並びに日本ノズルにおいて製造現場における製造コストの低減及び経費削減等を徹底したことにより、前回公表した金額を上回り、営業利益は33百万円、経常利益は65百万円、親会社株主に帰属する当期純損失については124百万円となる見通しであります。