2,050円
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<注目銘柄>=NITTOK、自動車EV化や電装化が追い風
NITTOKU<6145.T>が4月27日につけた年初来安値1881円を底に反発基調に転じている。
同社は、コイル・モーター用自動巻線機で世界トップシェア。同社の機械で作られるコイルやモーターはモバイル機器や自動車、家電、産業機器などに使用されており、足もとでは自動車の電動化や電装化が業績を牽引。22年3月期は営業利益が28億8500万円(前の期比2.1倍)となった。
引き続き自動車のEVシフトや電装化が業績を牽引するほか、半導体の金線用装置やFA・ロボットの部品向けなどの需要も堅調。また、FAタグも需要が増加している。23年3月期は営業利益33億円(前期比14.3%増)を見込むが、前期末の単体機械事業の受注残高は156億円(前の期比45.1%増)と豊富であることや、期中の受注も自動車関連を中心に好調が予想されること、足もとの円安傾向などを考慮すると上方修正の可能性は十分にある。調査機関では23年3月期営業利益40億円、24年3月期同50億円を予想するところもあり、株価は今後、高成長期待を織り込む動きが期待できよう。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は、コイル・モーター用自動巻線機で世界トップシェア。同社の機械で作られるコイルやモーターはモバイル機器や自動車、家電、産業機器などに使用されており、足もとでは自動車の電動化や電装化が業績を牽引。22年3月期は営業利益が28億8500万円(前の期比2.1倍)となった。
引き続き自動車のEVシフトや電装化が業績を牽引するほか、半導体の金線用装置やFA・ロボットの部品向けなどの需要も堅調。また、FAタグも需要が増加している。23年3月期は営業利益33億円(前期比14.3%増)を見込むが、前期末の単体機械事業の受注残高は156億円(前の期比45.1%増)と豊富であることや、期中の受注も自動車関連を中心に好調が予想されること、足もとの円安傾向などを考慮すると上方修正の可能性は十分にある。調査機関では23年3月期営業利益40億円、24年3月期同50億円を予想するところもあり、株価は今後、高成長期待を織り込む動きが期待できよう。(仁)
出所:MINKABU PRESS
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