富士精工、１６年２月期も営業利益２９％増を予想

　富士精工<6142.NG>はこの日取引終了後、１６年２月期の連結業績予想を発表した。売上高２２７億６０００万円（前期比５．３％増）、営業利益１３億１０００万円（同２９．１％増）、最終利益９億８０００万円（同１１．１％減）を見込んでいる。
　ユーザー業界の自動車産業は、新興国向けを中心に設備投資が底堅く推移するとみており、一層のコストダウンを進めることにより、増収で大幅な営業増益を見込む。最終減益になるのは前期に固定資産売却益を計上していたため。
　１５年２月期は売上高２１６億６００万円（前の期比１６．９％増）、営業利益１０億１４００万円（同４１．５％増）、最終利益１１億２００万円（同３４．２％増）だった。北米、中米子会社の受注が堅調で、円安効果も加わり、売り上げ、利益とも計画を上回った。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）