5月15日後場(14:00)の決算では、14年3月期は前期比16.4％増の17.5億円に拡大する見通しとなり、4期連続増収が見込まれる。同社の主要ユーザーの内外の自動車業界向けの復調や円安効果から大きく増益率は拡大しそう。

　また、全く新しいコンセプトの旋盤での展開にも期待したい。若年技能者ならベテラン旋盤職人の技を共有でき、熟練技能者なら機械性能をフル活用し、生産効率アップを実現する「らくらく名人」（ＴＡＣシリーズ）。

　株価は３月１９日に１８５円高値を付けたあとに調整に入ったが、月足を見ると０８年後半以降続いてきた低位もみ合い相場を離脱したばかりと相場は若いし、まだ期待できる。さらに、３月２１日に東証２部市場から１部市場に指定変更となったことから、今後、ＴＯＰＩＸ型投信の買いも期待できそうだ。