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リクルートホールディングスのニュース
<動意株・18日>(大引け)=SHIFT、石油資源、エンなど
SHIFT<3697.T>=大底圏からリバウンド。ソフトウェアのテスト受託事業を主力展開するが、金融機関向けなどが好調で業績はトップラインの目覚ましい伸びが続いている。営業利益も24年8月期こそ9%減益と7期ぶりの減益を強いられたとはいえ、ここ10年来高成長路線をひた走る状況だ。26年8月期について売上高は前期比16%増の1500億円見込みと過去最高更新基調に変化はなく、営業利益についても会社側は開示していないものの2ケタの利益成長でピーク利益更新が有力とみられている。しかし、業績好調を極めているにもかかわらず、株価は需給要因から8月中旬を境に一方通行の下落を余儀なくされてきた。今月に入ってからは税負担軽減を狙った損益通算目的の売りが加わり、週明け16日には885円の年初来安値をつけた。しかし、「足もとで損益通算の動きは一巡した気配がある」(ネット証券ストラテジスト)という指摘も出ており、オーバーシュート気味に売られた反動が株価のリバウンドに反映されているもようだ。また、同社株は積み上がった信用買い残がターゲットとなりやすく、貸株市場を経由した空売り攻勢を甘受する傾向が強い。24年の年初から夏場まで8カ月にわたり下げ続けたが、この時も収益面の変調はあったが、仕掛け的な空売りによる影響が大きかったとみられる。今年の夏場以降の下げも同様で、12月は損益通算絡みでダメ押し的な下げに見舞われたが、足もとで機械的な売りは一巡した感触もある。市場では早晩、ショートカバーによる株価浮揚効果を期待する声も聞かれる。
石油資源開発<1662.T>=後場急伸し年初来高値更新。同社は18日午後2時、海外の孫会社を通じ、米国コロラド州とワイオミング州でタイトオイル・ガス資産を保有する企業の全持ち分を取得し、連結子会社(孫会社)とすると発表した。今後、オペレーターとしてタイトオイル・ガスの開発・生産を行う。27年3月期は200億円程度の営業利益への寄与を見込んでいるとしており、好感された。Verdad Resources Intermediate Holdings社の全持ち分を取得する。取得価額は約13億ドルで、自己資金及び借入金で充当する予定。取得するタイトオイル・ガス資産の現時点の生産量はネットで約3万5000boed。このうち7割が軽質原油及びNGLとなる。今後の追加開発により、30年前後には約5万boedまで増加する見込みとしている。
エン<4849.T>=上値指向強め7日続伸。17日の取引終了後、求人サイトのエンゲージと採用支援ツールのengageからなる「engage事業」について、カカクコム<2371.T>による事業承継に向けた基本合意書を締結したと発表しており、事業の選択と集中に向けた動きを評価した買いが集まっている。エンは吸収分割により事業を承継した子会社の株式の85.1%を2026年4月にカカクコムへ44億4900円で譲渡する。また、カカクコムは既存の求人情報一括検索サービス「求人ボックス」と今回承継するengage事業との間に高いシナジー効果を見込み、求人領域での事業ポートフォリオの拡大と競争力強化を図る。エンは業績に及ぼす影響については現在精査中として、開示すべき事項が発生した場合は速やかに公表するとした。
リクルートホールディングス<6098.T>=続伸。日経平均が荒れた展開となっているのを横目に、同社株は前週半ばを境に上値指向が強い。人材派遣や販促支援のほか、求人情報検索エンジン「インディード」で米国中心に高水準の需要を獲得し、業績は2ケタ成長トレンドを続けている。「外資系証券も投資判断上位でフォローするところが相次ぎ、目標株価も総じて1万円台を上回っている」(中堅証券ストラテジスト)とし、海外機関投資家とみられる実需買い観測を裏付けている。直近では、「シティグループが前週末に(リクルートの)目標株価を1万1000円(従前は1万400円)に引き上げており、改めて8000~9000円のゾーンでのもみ合いは買い場との判断が働いた」(同)との見方だ。11月7日にマドを開けて直近戻り高値8581円を形成した後に調整を入れていたが、今週に入ってその時の高値をクリアしてきたことでテクニカル的にも波動の強さを印象づけている。
TORICO<7138.T>=ストップ高人気。同社はコミックを全巻セット販売するECサイト運営を手掛けるが、業績は今期で3期連続の営業赤字予想と苦戦を強いられている。ただ、株価は200円未満での推移が続いており、流動性も高いことで個人投資家を中心とした短期資金のターゲットとして人気素地を内包している。そうしたなか、17日取引終了後にShooting Star1号投資事業有限責任組合を割当先とする229万8708株の第三者割当増資(発行価格は143円)を実施することを開示。また、同日に新たに暗号資産投資事業の推進を目的とした100%出資子会社設立を決議したことも併せて発表しており、これを手掛かり材料に投資資金が集中する形となっている。
PRISM BioLab<206A.T>=ストップ高で切り返す。17日の取引終了後、米タラス・バイオサイエンスと転写因子及びタンパク質・タンパク質間相互作用(PPI)標的に対する新規阻害剤の探索を目的とした共同研究契約を締結したと発表しており、材料視した買いが殺到している。難易度が高い創薬領域に対して独自の地位を確立するため、PRISMバのPPIを標的とする創薬技術とタラスバイオのヒト生細胞環境下における転写因子及びPPIのスクリーニング評価技術を組み合わせ、新規医薬品候補化合物の創出を目指す。加えて、PRISMバはエーザイ<4523.T>と共同創出したCREB結合タンパク質・β-カテニン相互作用阻害剤E7386について、レンバチニブメシル酸塩(レンバチニブ)との併用の有効性に関する学術論文が国際医学雑誌「Clinical Cancer Research」で公開されたとも開示した。E7386が肝細胞がん治療でレンバチニブの抗腫瘍効果を増強する可能性が示唆されたという。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
石油資源開発<1662.T>=後場急伸し年初来高値更新。同社は18日午後2時、海外の孫会社を通じ、米国コロラド州とワイオミング州でタイトオイル・ガス資産を保有する企業の全持ち分を取得し、連結子会社(孫会社)とすると発表した。今後、オペレーターとしてタイトオイル・ガスの開発・生産を行う。27年3月期は200億円程度の営業利益への寄与を見込んでいるとしており、好感された。Verdad Resources Intermediate Holdings社の全持ち分を取得する。取得価額は約13億ドルで、自己資金及び借入金で充当する予定。取得するタイトオイル・ガス資産の現時点の生産量はネットで約3万5000boed。このうち7割が軽質原油及びNGLとなる。今後の追加開発により、30年前後には約5万boedまで増加する見込みとしている。
エン<4849.T>=上値指向強め7日続伸。17日の取引終了後、求人サイトのエンゲージと採用支援ツールのengageからなる「engage事業」について、カカクコム<2371.T>による事業承継に向けた基本合意書を締結したと発表しており、事業の選択と集中に向けた動きを評価した買いが集まっている。エンは吸収分割により事業を承継した子会社の株式の85.1%を2026年4月にカカクコムへ44億4900円で譲渡する。また、カカクコムは既存の求人情報一括検索サービス「求人ボックス」と今回承継するengage事業との間に高いシナジー効果を見込み、求人領域での事業ポートフォリオの拡大と競争力強化を図る。エンは業績に及ぼす影響については現在精査中として、開示すべき事項が発生した場合は速やかに公表するとした。
リクルートホールディングス<6098.T>=続伸。日経平均が荒れた展開となっているのを横目に、同社株は前週半ばを境に上値指向が強い。人材派遣や販促支援のほか、求人情報検索エンジン「インディード」で米国中心に高水準の需要を獲得し、業績は2ケタ成長トレンドを続けている。「外資系証券も投資判断上位でフォローするところが相次ぎ、目標株価も総じて1万円台を上回っている」(中堅証券ストラテジスト)とし、海外機関投資家とみられる実需買い観測を裏付けている。直近では、「シティグループが前週末に(リクルートの)目標株価を1万1000円(従前は1万400円)に引き上げており、改めて8000~9000円のゾーンでのもみ合いは買い場との判断が働いた」(同)との見方だ。11月7日にマドを開けて直近戻り高値8581円を形成した後に調整を入れていたが、今週に入ってその時の高値をクリアしてきたことでテクニカル的にも波動の強さを印象づけている。
TORICO<7138.T>=ストップ高人気。同社はコミックを全巻セット販売するECサイト運営を手掛けるが、業績は今期で3期連続の営業赤字予想と苦戦を強いられている。ただ、株価は200円未満での推移が続いており、流動性も高いことで個人投資家を中心とした短期資金のターゲットとして人気素地を内包している。そうしたなか、17日取引終了後にShooting Star1号投資事業有限責任組合を割当先とする229万8708株の第三者割当増資(発行価格は143円)を実施することを開示。また、同日に新たに暗号資産投資事業の推進を目的とした100%出資子会社設立を決議したことも併せて発表しており、これを手掛かり材料に投資資金が集中する形となっている。
PRISM BioLab<206A.T>=ストップ高で切り返す。17日の取引終了後、米タラス・バイオサイエンスと転写因子及びタンパク質・タンパク質間相互作用(PPI)標的に対する新規阻害剤の探索を目的とした共同研究契約を締結したと発表しており、材料視した買いが殺到している。難易度が高い創薬領域に対して独自の地位を確立するため、PRISMバのPPIを標的とする創薬技術とタラスバイオのヒト生細胞環境下における転写因子及びPPIのスクリーニング評価技術を組み合わせ、新規医薬品候補化合物の創出を目指す。加えて、PRISMバはエーザイ<4523.T>と共同創出したCREB結合タンパク質・β-カテニン相互作用阻害剤E7386について、レンバチニブメシル酸塩(レンバチニブ)との併用の有効性に関する学術論文が国際医学雑誌「Clinical Cancer Research」で公開されたとも開示した。E7386が肝細胞がん治療でレンバチニブの抗腫瘍効果を増強する可能性が示唆されたという。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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