レアジョブ、前期最終を一転赤字に下方修正

　レアジョブ <6096> [東証Ｓ] が4月18日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結最終損益を従来予想の4億円の黒字→3億円の赤字(前の期は1億9400万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。ただ、通期の連結経常利益は従来予想の5億3000万円→6億9000万円(前の期は2億7900万円)に30.2％上方修正し、増益率が90.0％増→2.5倍に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の2400万円の黒字→6億7600万円の赤字(前年同期は1億3200万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高については概ね予想どおりに推移しました。また、子ども・子育て支援事業において売上原価が当初の想定を下回って推移したことから、EBITDA、営業利益及び経常利益につきましては、予想を上回る見通しとなりました。一方、上記「1．特別損失（減損損失）の計上」のとおり、今回特別損失を計上することにより、親会社株主に帰属する当期純利益が当初予想を下回る見通しとなりましたので、上記のとおり通期連結業績予想を修正いたします。