トレンダーズ大幅反発、自社株買い発表と上期営業理系２．４倍を好感

　トレンダーズ<6069.T>が大幅反発。１４日の取引終了後に自社株買いを発表しており、これを好材料視した買いが入っているようだ。上限を７万５０００株（発行済み株数の２．０２％）、または１億５０００万円としており、取得期間は１１月１５日から来年３月３１日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の一環として実施するとしている。

　また、同時に発表した第２四半期累計（４～９月）単独決算が、売上高９億６４００万円（前年同期比１５．５％増）、営業利益１億２４００万円（同２．４倍）、純利益８９００万円（同２．３倍）と大幅増益となったことも好感されている。「ＺＥＫＫＥＩ　Ｊａｐａｎ」の譲渡による売り上げの減少はあったものの、ＳＮＳマーケティング・エディトリアル広告が好調だったほか、ギフトＥＣサービス「Ａｎｎｙ　ｍａｇａｚｉｎｅ」の取り扱いブランド数や決済数の増加も寄与した。

　なお、１８年３月期通期業績予想は、売上高２１億５０００万円（前期比１５．６％増）、営業利益２億５０００万円（同２５．７％増）、純利益１億６５００万円（同１６．７％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）