決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … Ｃａｓａ、ミライアル、ライクＫＮ (9月9日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の9月6日から9日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　トーホー <8142>
　20年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比15.7％減の5.3億円に減り、通期計画の14.5億円に対する進捗率は36.7％にとどまり、5年平均の42.5％も下回った。

▲No.3　ライクＫＮ <6065>
　20年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比28.4％減の4.1億円に減り、通期計画の24億円に対する進捗率は17.4％となり、3年平均の20.4％とほぼ同水準だった。

▲No.4　コーセーＲＥ <3246>
　20年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比6.0％減の2.5億円に減り、通期計画の14.1億円に対する進捗率は17.8％にとどまり、5年平均の52.2％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<8142> トーホー 　　　東１　　 -2.14 　　9/ 9　　上期　　　-15.69
<4238> ミライアル 　　東１　　 -1.82 　　9/ 9　　上期　　　　6.51
<6065> ライクＫＮ 　　東１　　 -1.63 　　9/ 9　　　1Q　　　-28.35
<3246> コーセーＲＥ 　東１　　 -0.88 　　9/ 9　　上期　　　 -5.97
<7196> Ｃａｓａ 　　　東１　　 -0.16 　　9/ 9　　上期　　　　6.08

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース