ＥＡＪがＳ高カイ気配、中国「就医１６０」と提携

　日本エマージェンシーアシスタンス<6063.T>は朝方から買いが先行し、ストップ高水準でのカイ気配となっている。３０日の取引終了後、中国の深圳市寧遠科技（深圳市）と提携し、同社が運営している医療ポータルサイト「就医１６０」において、中国患者を呼び込むための日本の医療機関の情報発信を行うと発表しており、これが好材料視されている。

　「就医１６０」は、３０００万人以上のユーザーを擁する中国最大級の医療ポータルサイト。北京協和医院や北京大学深圳病院、広東省人民医院、上海長海医院など中国トップクラスの病院を含む５０００以上の医療機関と提携しており、毎日１５万件以上の医療機関への受診予約を代行するサービスを提供している。

　今回の提携により、同社は「就医１６０」のユーザーから「就医１６０」に掲載されている日本の医療機関に対する問い合わせに対応する窓口となり、日本の高度な医療・健診を正しく情報発信していくという。これにより、多くの中国人患者の要望に応えるとともに、多くの中国人患者を集客して日本医療機関の要望に応えるとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）