決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … メディアＳ、イトクロ、ユークス (9月7日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の9月6日から7日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　メディアＳ <4824>
　18年7月期の連結経常損益は1億1700万円の赤字(前の期は1億円の黒字)に転落したが、従来予想の1億4000万円の赤字を上振れて着地。

★No.2　アイル <3854>
　18年7月期の連結経常利益は前の期比20.0％増の5.4億円に伸び、19年7月期も前期比31.9％増の7.2億円に拡大を見込み、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　日本スキー <6040>
　18年7月期の連結経常利益は前の期比39.3％増の6.1億円に拡大し、19年7月期も前期比20.7％増の7.4億円に伸びる見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4824> メディアＳ 　　東Ｍ 　 +16.19 　　9/ 7　本決算　　　　黒転
<3854> アイル 　　　　東２ 　 +15.11 　　9/ 7　本決算　　　 31.87
<6040> 日本スキー 　　東Ｍ 　 +11.99 　　9/ 7　本決算　　　 20.72
<6049> イトクロ 　　　東Ｍ　　 +9.04 　　9/ 7　　　3Q　　　　7.73
<4334> ユークス 　　　ＪＱ　　 +4.15 　　9/ 7　　上期　　　　赤縮

<7901> マツモト 　　　ＪＱ　　 +3.18 　　9/ 7　　　1Q　　　　赤縮
<3733> ソフトウェア 　ＪＱ　　 +0.61 　　9/ 7　　　3Q　　　 68.76
<6267> ゼネラルパ 　　ＪＱ　　 +0.37 　　9/ 7　本決算　　　　6.38

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース