ニッキ、前期経常を28％上方修正、配当も30円増額

　ニッキ <6042> [東証Ｓ] が5月13日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の10億円→12.7億円(前の期は14億円)に27.8％上方修正し、減益率が28.8％減→9.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の700万円→2.8億円(前年同期は4.5億円)に41倍増額し、減益率が98.5％減→36.9％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の80円→110円(前の期は80円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高は、第４四半期もガス機器部門および汎用機器部門が計画よりも堅調に推移した結果、前回予想値を上回る見込みとなりました。また、損益面は売上高の増加や為替レートが想定よりも円安基調で推移した結果等により、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回予想値を上回る見込みとなりました。

　　2024年３月期通期の親会社株主に帰属する当期純利益が予想値を上回る見込みとなったこと等を勘案し、期末の１株当たり配当金を当初予想の80円から30円増額し、110円とさせていただきます。　（注）上記予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって異なる結果となる場合があります。