ニッキ、前期経常を21％上方修正、配当も5円増額

　ニッキ <6042> [東証２] が5月11日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の7.4億円→8.9億円(前の期は5.8億円)に20.5％上方修正し、増益率が26.7％増→52.7％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.2億円→3.8億円(前年同期は4.9億円)に66.4％増額し、減益率が53.5％減→22.6％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の75円→80円(前の期は5→1の株式併合前で14円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高はガス機器事業・汎用機器事業・自動車機器事業ともに販売が堅調に推移したこと等により、前回予想値を上回る見込みとなりました。また、損益面は平成30年1月以降の急激な円高の進展はあったものの、売上高の増加や採算性の改善等により、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回予想値を上回る見込みとなりました。（注）上記の業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって異なる結果となる場合があります。

　　 平成30年3月期通期の親会社株主に帰属する当期純利益が予想値を上回る見込みとなったこと等を勘案し、期末の１株当たり配当金を当初予想の75円から5円増額し80円とさせていただきます。