ファストロジが急騰、２２年７月期業績予想の上方修正と自社株買いを好感

　ファーストロジック<6037.T>は急騰している。午後２時３０分ごろ、２２年７月期の単独業績予想について、売上高を１８億３１００万円から１８億６６００万円（前期比８．７％増）へ、営業利益を９億６５００万円から９億９５００万円（同２３．０％増）へ、純利益を６億３１００万円から６億５０００万円（同３０．７％増）へ上方修正したことが好感されている。

　物件掲載サービスや広告サービスが順調に推移したことに加えて、本社移転による地代家賃・減価償却費が想定を上回って削減できたことが要因としている。あわせて発表した第３四半期累計（２１年８月～２２年４月）決算は、売上高１４億１１００万円（前年同期比１０．１％増）、営業利益７億６８００万円（同１９．９％増）、純利益５億１００万円（同２５．８％増）だった。

　同時に上限を１２万株（発行済み株数の１．０９％）、または１億円を上限とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視されている。取得期間は６月１５日から９月３０日まで。株価の観点及び株主還元のために実施するとしている。

出所：MINKABU PRESS