6,595円
アドベンチャーのニュース
*14:21JST 新興市場見通し:グロース市場の商い閑散は継続か、短期資金は直近IPO銘柄へ
■薄商いでは指数の方向感はつかみにくいか
今週の新興市場は下落。同時期の騰落率は、日経平均が+2.51%だったのに対して、グロース市場指数は-1.50%、グロース市場250指数は-1.39%とグロース市場の弱さが目立った。プライム市場同様、週初は米国株上昇を材料とした買いが入ったものの、円安ドル高推移などにより大型株物色が優勢となったことで、買い一巡後は上値の重い展開となった。売買代金は1000億円前後にとどまり参加者は限定的で、グロース市場指数、グロース市場250指数ともに、7日につけた高値を一度も上回ることなく、週末にかけてはじり安の展開となった。
時価総額上位銘柄では、2日に上場来高値を更新したGENDA<9166>が3日以降売りに押され、今週は4日続落した。円安ドル高推移が重しとなり、アドベンチャー<6030>もさえない。一方、特段の買い材料は観測されていないが、フリー<4478>の上昇が目立ったほか、8日に上場来安値をつけたタイミー<215A>が下げ渋る動きを見せた。このほか、グローバルウェイ<3936>が連日急騰したが、週末は利益確定売りが入り急落するなど荒い値動きとなった。なお、8日に名証ネクストに上場したケイ・ウノ<259A>の初値は、公開価格を8.0%下回る2134円となった。一方、11日にグロース市場に上場したオルツ<260A>の初値は、公開価格を5.6%上回る570円となった。オルツは初値形成後、売り圧力が強まったが、大引けにかけて値を戻し、初値を上回って取引を終えた。
■主力株は高安まちまちか
来週の新興市場は、引き続き売買低迷で方向感に乏しい展開となりそうだ。グロース市場250指数は9月27日に200日移動平均線まで上昇したが、「高市トレード」の逆転も影響し跳ね返された。7月18日、9月3日に続き三度この水準に押し戻されたことから、この水準が上値抵抗として強く意識されている。また、右肩下がりの25日移動平均線にも頭を押さえられており、目先のトレンドは弱い。売買代金が1000億円を割り込むような薄商いでは、指数の方向感はつかみにくい。
個別では、腰の据わった資金は期待できず、主力株は高安まちまちが続きそうだ。短期資金は直近IPO銘柄に向かおう。11日に上場したばかりのオルツや、安値圏から反発しているダイブ<151A>、週末動き出したD&Mカンパニー<189A>あたりに物色が向かいそうだ。
なお、来週は、16日にスタンダード市場に上下水道を中心とした水に関する建設コンサルティング事業を手掛ける日水コン<261A>、18日にはプライム市場に眼鏡関連事業を手掛けるインターメスティック<262A>がそれぞれ上場する。インターメスティックは今年初のプライム上場銘柄となる。グロース市場に上場する銘柄のような初値に対する期待感は低いかもしれないが、パッシブ資金による買い需要などを材料に、堅調な株価推移を期待したいところだ。
<FA>
今週の新興市場は下落。同時期の騰落率は、日経平均が+2.51%だったのに対して、グロース市場指数は-1.50%、グロース市場250指数は-1.39%とグロース市場の弱さが目立った。プライム市場同様、週初は米国株上昇を材料とした買いが入ったものの、円安ドル高推移などにより大型株物色が優勢となったことで、買い一巡後は上値の重い展開となった。売買代金は1000億円前後にとどまり参加者は限定的で、グロース市場指数、グロース市場250指数ともに、7日につけた高値を一度も上回ることなく、週末にかけてはじり安の展開となった。
時価総額上位銘柄では、2日に上場来高値を更新したGENDA<9166>が3日以降売りに押され、今週は4日続落した。円安ドル高推移が重しとなり、アドベンチャー<6030>もさえない。一方、特段の買い材料は観測されていないが、フリー<4478>の上昇が目立ったほか、8日に上場来安値をつけたタイミー<215A>が下げ渋る動きを見せた。このほか、グローバルウェイ<3936>が連日急騰したが、週末は利益確定売りが入り急落するなど荒い値動きとなった。なお、8日に名証ネクストに上場したケイ・ウノ<259A>の初値は、公開価格を8.0%下回る2134円となった。一方、11日にグロース市場に上場したオルツ<260A>の初値は、公開価格を5.6%上回る570円となった。オルツは初値形成後、売り圧力が強まったが、大引けにかけて値を戻し、初値を上回って取引を終えた。
■主力株は高安まちまちか
来週の新興市場は、引き続き売買低迷で方向感に乏しい展開となりそうだ。グロース市場250指数は9月27日に200日移動平均線まで上昇したが、「高市トレード」の逆転も影響し跳ね返された。7月18日、9月3日に続き三度この水準に押し戻されたことから、この水準が上値抵抗として強く意識されている。また、右肩下がりの25日移動平均線にも頭を押さえられており、目先のトレンドは弱い。売買代金が1000億円を割り込むような薄商いでは、指数の方向感はつかみにくい。
個別では、腰の据わった資金は期待できず、主力株は高安まちまちが続きそうだ。短期資金は直近IPO銘柄に向かおう。11日に上場したばかりのオルツや、安値圏から反発しているダイブ<151A>、週末動き出したD&Mカンパニー<189A>あたりに物色が向かいそうだ。
なお、来週は、16日にスタンダード市場に上下水道を中心とした水に関する建設コンサルティング事業を手掛ける日水コン<261A>、18日にはプライム市場に眼鏡関連事業を手掛けるインターメスティック<262A>がそれぞれ上場する。インターメスティックは今年初のプライム上場銘柄となる。グロース市場に上場する銘柄のような初値に対する期待感は低いかもしれないが、パッシブ資金による買い需要などを材料に、堅調な株価推移を期待したいところだ。
<FA>
この銘柄の最新ニュース
アドベンチャのニュース一覧- 決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … トライアル、アスア、メタプラ (11月13日発表分) 2024/11/14
- 出来高変化率ランキング(14時台)~青山商、サンアスタリスクなどがランクイン 2024/11/14
- 出来高変化率ランキング(13時台)~関西電、アズームなどがランクイン 2024/11/14
- skyticketが高速バスサービスにおいて西日本ジェイアールバス株式会社とAPI連携による販売を開始 2024/11/14
- 出来高変化率ランキング(10時台)~THECOO、青山商などがランクイン 2024/11/14
「#相場見通し」「#IPO」 の最新ニュース
マーケットニュース
- 13時の日経平均は332円高の3万8358円、ファストリが56.82円押し上げ (11/22)
- 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比でやや上昇幅縮小 (11/22)
- 米国株見通し:伸び悩みか、週末に向け地政学リスクに警戒 (11/22)
- セレスが後場に入り上昇加速、子会社のネットプロとの業務提携を好感し新値街道まい進◇ (11/22)
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
アドベンチャーの取引履歴を振り返りませんか?
アドベンチャーの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。