ファインシン、今期営業を一転して損益トントンに上方修正

　ファインシンター <5994> [東証２] が2月1日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結営業損益は5.2億円の赤字(前年同期は7.2億円の黒字)に転落した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の8億円の赤字→トントン(前期は13億円の黒字)に上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業利益も従来予想の5.4億円→13.4億円(前年同期は8.6億円)に2.5倍増額し、一転して55.5％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結営業利益は前年同期比2.9倍の8.2億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.8％→8.3％に急改善した。

株探ニュース