ニッパツ、上期経常は黒字浮上で着地、未定だった今期配当は7円増配

　ニッパツ <5991> が11月10日大引け後(15:30)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は135億円の黒字(前年同期は97.2億円の赤字)に浮上し、通期計画の270億円に対する進捗率は50.2％に達し、5年平均の42.4％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比44.5％減の134億円に落ち込む計算になる。

　同時に、従来未定としていた今期の年間配当は24円(前期は17円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比8.0倍の49.3億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.1％→3.0％に改善した。

株探ニュース